2013年5月24日金曜日

あだ名




インドネシア人はとにかく略す。
私は日本に居た時に、
「日本って何でも略すな〜」とよく思っていたが
インドネシアはどの国よりも略すんではないかと思う。

特に人の名前。

インドネシア人は、名字が無い人が少なくない。
それでもめっちゃ長い。

名前の傾向が分かる程にまだ名前を分かってないのだが
例えば
Muhammad(ムハンマド) なんとか なんとか
って、平均20文字はある。
長い人は30文字くらい。

で、大体が、皆ニックネームを持っている。
名前から取ったり、全然関係なかったり。
基本的に4文字くらいのあだ名が多いので、
音としては2、3文字ってところ。

私のブログに出てきた名前でいうと
(あだ名)
パンダ
パンドゥー
ハフィ
ミア
イリアス
ライ
アミン
とかそんなもんですね。

ニックネームなので既に充分短いと思うんだけど、
そこからさらに略します。
友達関係が深ければ深い程短く略す。

イリアス ILYAS→ヤス
アミン AMING→ミン
ミア MIA→ミー
パンダ PANDA→ダ

ダに至ってはなんかもう誰が誰だか。
日本は「ちゃん」とか「さん」があるので
短くなってもその分大分マシかなと。
日本の人に対する接尾の「ちゃん」「さん」「くん」「さま」とかは
外国の人に理解しづらいらしいですね。
どの国行っても、大体これの意味を聞かれます。

私のニックネームはKURO(クロ)ですが
仲のいい友達からは"KUR(クル)"って呼ばれてます。
一文字くらい面倒くさがらずに喋れよなー...とおもうのですが
関係の深い友達が出来たって考えれば、まんざらでもありません。
音で考えれば文字数一緒じゃないかと思うかもですが
このRは無声音に近いので、消費エネルギー的にはKUROよりも減るのかな…笑

ただ、"KUR"は鶏とかを呼ぶ時に呼びかける言葉らしいので
「おいでおいでークルクルクルクル」
ってたまに言われます。

ちょっとムカつく笑

2013年5月20日月曜日

メイキング




メイキング見たい
と言ってもらったので、メイキングかかせていただきます。
多分参考にならない。



展示用のドローイングがひとまず区切りがついたのですが
高揚感が覚めやらないので
このままもっと描きたい!と思い
イリアスへのお礼の絵を描く事にしました。

モデルは私の手。

前回の記事の写真の真ん中にあるイリアスの手のシリーズとして
ほぼ同じ構図とアングルで描きました。
タバコ→鉛筆に変えて。




1、写真を撮る。

右手を描きながら右手が描くのは難しいので、 
ひとまず写真を撮って手のだいたいの形を決めます。 




2、構図を決めてアタリ(大体の位置)をつけます




3、立体感をつけます
形の微調整もほぼFIXする感じで。



5、形を固定します。
影も固定します。
だんだんと手の立体感がでてきました。




6、背景に白のポスターカラーを塗ります
逆光イメージで。
すると、全体の白黒関係が変わるので
同時にマックスの黒も入れて行きます。
メッセージを入れる場所を変更したので、
同時に枠の位置をずらしました。


6、完成
 あとはボリボリ細かいところを描いて完成です。
ちょっとゴリゴリ描きすぎてしまいましたが
まぁ楽しいのでいいでしょう。
サインを忘れずに。



私は写実的な絵しかかけないのですが
写実は本当に面白いです。
模写とは違って(mm単位で真似っこする模写も好きなんだけど)
いくら写真を見ながらやってるとはいえ、そのまんまじゃないんですよね。

技術面で言えば、距離感をドラマチックにしたり
影を今回みたいに逆光気味に変えてみたり
そういうちょっとしたことで全部の雰囲気が一気に変わるのが
私にはすごい楽しいです。

人だったら、写真よりもその人らしさを描けるかどうか
っていうのが私にとって大切で
写真をとるのはあくまでもそのきっかけに過ぎない。
構図を決めたりとか、細部の確認とかっていう。
出来上がった絵を見て、本人とかその友達が
「まさにこれは彼だね!」って言ってもらえるのは
その人のキャラクターとかが描けているってことだと思うんです。

小鼻の影を1mm増やしたりしただけで
それまで似てなかった絵が、格段に似たりっていう
その変化の一瞬がすごく面白い。
「あああこれかぁああ!」みたいな。


イリアスが終わったので、ひとまず普段のイケメンドローイングを
再開してます。
今のところ9人。
目指せ100人。

2013年5月17日金曜日

アロエ





オチャがアロエをくれた。

前に「私の髪の毛マジ死んでる~」って言ったら
「アロエいいよ、アロエ。実家に帰ると庭に生えてるアロエを切ってトリートメントするんだ」
って言ってて、
この前実家に帰ったらしく持って帰ってきてくれました。


6本くれたのですが
腐るので3日以内に使ってくれとのことで
早速使ってみる事に。

まず、アロエの皮を剥きます。

ひええぇ感触がキモい。





それを叩きにします。
まな板持ってないので、スーパーの袋で代用。
ねっちゃねっちゃになりました。
すごい弾力(?)というか、ひっぱりあう力がすごいです。

ひええ


それを髪の毛に塗布。

ぐちゃぐちゃさせたらラップを巻いて一時間待ちます。

終わったら水で流します。
水を流す時、保水力のすごさを感じた。
頭に水ぶっかけたら、かなりの水をアロエに持ってかれる。




使用後はしっとりかと思ったけど、
なんかふんわりしたかも。

2013年5月15日水曜日

hungry painter 展



hungry painter 展のためのドローイング
5点
「タイトル未定」
2013.kuro

鉛筆、水彩絵の具、ポスターカラー


絵かきました。

5月8日頃に絵の展示やるんだけど参加する?って声かけられて
「はい」
って返事したのはいいが、20日からだということで
「なんで、インドネシア人って決めるのが全部ギリギリなわけ?」
といつも思う事を思いながらも
頑張って書きました。
あとは、サインして微調整したら終わりです。
あと5日あるのでもしかしたらもう1枚くらい描くかもしれない。

文句言うなら参加しなきゃいいんですけど
そんなもん誘われたらやりますよ。
そりゃぁやりますとも。



残り8日の時に
「最低5枚描いてね」
って言われて
「なんでインドネシア人って…(以下略」
と思いながらも5枚書きました。

モデルはイリアス。
タイトルが"hungry painter"で、一応"face"が展示会のテーマ。

私はアーティストじゃないので、
あんまりグルグル考えても仕方ないので、
好きなものを好きなように楽しんで描こう。と思った。
一応hangryとイリアスは関係があるんですけど
ここではあえて書きません。



とにかく私はインドネシアとインドのハーフであるイリアスの顔が大好きなので、
「イリアスを書こう」
と決めて、写真を撮らせてもらったまではよかったのですが
1枚目を難なく書き上げた後、2枚目以降一切進まなかった。
2日で5枚くらい描いてみたけど、全然良くない。
ものっすごいイライラして
「なんで書けないんだ!」
と思った。
遊びの誘いも全部断って、いつも行ってる学校にも行かないで引きこもってました。

で、結局2枚目が全く進まないまま3日が過ぎていって
「これはヤバイぞ...」
と思っていたところに、友達のアミンがメールをくれたので
「どうしよう。全然描けない。」
って行ったら、
「イリアスのマンション遊びに行くけどいく?」
と言ってくれ、時間が無いのを承知で遊びに行った。

ただ3人で喋ったり遊んだり、テレビみたり
イリアスに追加の写真を撮らせてもらったりしてた。
イリアスと一緒の時間を過ごしてくうちに
「あぁそっか。うちはこの人の顔もそうだけど、この人自身に興味を持ったんだ」
ってすごく当たり前の事に気づかされて
すっごい気持ちが晴れて
それからはドローイングがめっちゃくちゃ楽しくなった。
2日で残りの4枚書き上げた。

ありがとうアミン。
ありがとうイリアス。

結局、「興味を持つ」っていうことが何よりも大切で
当たり前なんだけど、
そういうことを忘れてた。

もう本当にサクサク出来上がった。
何時間でも描いてられるこの高揚感っていうのを本当に本当に久しぶりに味わった。

好きなものを
好きな時に
好きなように
好きなだけ
楽しんで
描く。

イラストを描くのに夢中で、気づいたら夜中の2時だった
っていうことが毎日のようにあった中学時代~高校時代の気持ちを
ものすごく久しぶりに思い出した。

昔は母親に「ご飯よ〜」
って言われても
今ここで絵を描くのやめたくねぇな〜って思ってた。
つまり単純に楽しかった。

大学に入ってから
何かやりたい!とか
時間を忘れて楽しんで作る
っていうことを完全に忘れてしまってた。

だから
今回それを思い出せて本当によかった。



展示は他の画家さんが間に合わないかもしれないってことで
(そりゃぁそんなスケジュール組めばこうなるね)
もしかしたら25日からになりそうですが、
それについてはそにかくまた後で書きます。

2013年5月13日月曜日

留学



めでたくインドネシア・バンドゥンにある
Institute Teknologi Bandung大学、大学院(デザイン学科)にうかりました。
応援してくれた皆さんありがとうございます。
そして、奨学金も通りました。
自分が一番びっくりしています。

ということで
「インドネシア留学」という聞き慣れないものに関して
あまりに情報が少ないので
少し、合格までの流れを書いておこうかと思います。

インドネシア留学への助けになればいいなと。(そんな人いるのかなぁ

とにかく、この文章を読むと
いかに自分が一人で何も出来ないかがよくわかりますが
同時に
皆の助けなくしてはここまでこれなかったことを実感します。

なにもかもこれからスタートだけど、
とにかくこの地で死ぬ程楽しんだり、勉強したり、遊んだり、学んだり、教えたり、
色んな経験をしたいと思います。

帰る時まで
インドネシア来てよかった!と思えるように
いっぱいいっぱい色んな事したい。



|大学合格までの流れ|
|私の活動|


の2段構成です。



|大学合格までの流れ|


2013年

1月
25日
希望学科もあやふやなまま
とりあえずインドネシアへ。
7月に入試だと聞いていたのですが
英語もインドネシア語もさっぱり分からないので
現地で勉強しようと思い
かなり早めに来た。
……と思っていたら、試験が5月だと知らされ愕然。
そして結果的に試験は4月だった。



2月

TOIEC475点以上必須だと知り愕然。
475点なんていう点数は留学しようとしている人であれば
取れてて当然の点数ですが
私には未知の点数。
とりあえず試験を受けまくるも到達せず。



3月

前半
ムサビとITBの
第4回竹プロジェクト・ワークショップ
が行われ、アシスタントとして参加。
といっても、特にやることも無かった。
とりあえず、新しい友達が一気にガツッとできた。
人脈が出来るのはあらゆる面でとにかくデカい。


後半
ワークショップが終わった高揚感に浸っていると
院試申し込みが近い事にやっと気がつく。
研究室のアシスタントに手伝ってもらってなんとか書類を完成させる。
そしてポートフォリオの翻訳をしようと思った矢先に私のMACがぶっ壊れパニック。
アシスタントにITBの国際センターに連絡をとってもらい
なんとか入試までの猶予をこぎつけてもらう。

観光ビザが切れたため
シンガポールへ5日間脱出。



4月

3日頃に
「面接日のお知らせ」がメールで届く。
日程はまさかの4月10日。5月だと思ってたのに。
1週間しかない。
なんでインドネシアってこんなに連絡がいっつもギリギリなワケ!!!??
MACが直ったのはよかったが
初期化されてしまったので、
adobeのIllustrator、Photoshop、MicrosoftのOffice類のソフト関係が完全に無くなったので
またパニック。
ひとまず体験版をインストールしてやり過ごす。
3日で100ページ近いポートフォリオを
めちゃくちゃな英語でなんとか翻訳・再編集した。
面接の練習というか言うべきことは1日で出来るだけのことをした。

10日(面接当日)
「留学生枠」ではなく
「インドネシア人枠」で入ったので
外国人は私一人。(当たり前
というのは、入りたい学科が外国人向けに開かれていなかったから。
それと、なんか外国人枠は授業料が10倍くらい高かったからインドネシア人枠で入りました。(なんで入れるのかは私もよくわからない


面接の内容は書いてはいけないと思うので書きませんが
時間は30分くらい。
いつもお世話になっている先生と、日本語が喋れる先生が面接官だったので
ド緊張している私を優しくなだめてくださいました。
あれだけがんばったポートフォリオはザッと見て終わられる。
なんとか終わる。
終わったあと、面接官してくださった先生から
私の友達であるアシスタントに
「クロさん、なんかおめかししてたけど全然可愛くなかったWWW」
(おめかしっていうか、フォーマルな服装をしていった)
っていうSMSが届いて、それを一緒に見て
「えええ!何それ!?酷くない!?」と思うも
深刻な内容じゃなかったことに
ちょっと安心した。



5月

2週間目に結果がPDF添付のメールで届く。
研究室でこのメールに気がつき
「うわああああこれ、結果じゃね!?結果じゃね!?PDF開くのこええ!」
って言ったら
「おちつけ!テキストで"合格通知です"って既に書いてあるじゃん!おめでとう!」
って言われ
「えっえっえっえっうわあああ!!」
という感じで
受かりました。

合格通知には
7月の半ばに
合格通知と証明写真と成績証明書を持って来るように
ということが書いてあった。

授業は8月からです。





|私の活動|


2009年

ムサビの学生としてITBとの「竹プロジェクト」ワークショップに参加。
もともと、一年間竹の授業を取らないと参加できないこのワークショップでしたが
当時2年生の私は定員の関係で参加できなかった。
でも、インドネシアでのワークショップ直前に欠員が出て
その情報をたまたま居た喫煙所で、教授に
「君(名前も覚えられていないような関係)、欠員出たけど行く?」
と聞かれ
「行きます!」
と即返事をした。
この時はまさかインドネシアに留学するなんて思ってなかった。

竹の事をなにも知らずにインドネシアへ。
竹の特性をまったく分かっていないので、最終的に作品は壊れる。
そして私の体も一緒に壊れて病院へ。
でも、めっちゃくちゃ楽しかった。



2010年

順番が逆になったが
竹の授業を取りまくる。
なんとなく面白いな〜と感じる。

インドネシアってなんかよくわかんないけど
またみんなに会いたいなぁ。
と思う。



2011年


よくわからないけど、留学してみるかと思った。
グリーンカードを持っている姉に昔

「あんたはずっと日本にいるの?」

と言われたことを思い出す。
日本に生まれ、日本人として育ち、日本で住んで、日本で死ぬのが
無意識下でごくごく当然のことだと思っていた私には
いい意味で
ひどくショックな言葉だった。
姉の事は好きではないが、この言葉だけはずっと忘れていなかった。
ずっと引きずっていて
いつか海外に行きたいと思っていた。
なんとなく、留学=ヨーロッパかアメリカ
っていうイメージがあった。
本格的に留学を考えていたところ、姉に
「日本人が居ない辺境なところにいけ」と言われ
ちょっと考え
「インドネシア留学とかなんかウケね?」
と思った。
先進国日本から発展途上国インドネシアに留学するとか
なんか逆輸入みたいで面白いんじゃね?



2012年

なんか、いまいちインドネシアに行きたい!っていう決定的な理由が思いつかない。
でも、なんか行くべきだと思ったので
とにかく周りに
「私、インドネシア留学しますわ」
と言いふらした。
そして、インドネシアに行くしかない状況を作った。

ITBの教授が日本に来ると聞けば
とにかく少しの時間でも会ってもらった。

英語の勉強とインドネシア語の勉強は
やってみたけど、頭が悪過ぎて良く分からなかったので
「もういいやとりあえず行こう」と思った。


2013年

1月25日にインドネシアバンドゥンに到着。
今に至る。
未だに「なんでインドネシアを選んだの?」
って聞かれると
「自分でもよくわかりません」
って思うけど
インドネシアを選んだのは正解だったと思う。

日本でもインドネシアでも
誰に「ありがとう」といえばいいのか分からないくらい
みんなにお世話になってる。

友達だったり
先生だったり
たまたま知り合った人だったり
本当に色んな人たちに

気持ちだったり
知識だったり
物だったり
お金だったり
みんな支えてくれ方は違うけど
本当に、本当に、すっげぇ色んな人に支えられて
ここまで押し上げてもらった。

ありがとうって皆に感謝するよりも
ここでうちが力一杯楽しめば
それが恩返しに結果的になると思う。

自分が沢山色んな経験をして、みんなに何かを与えられたらいいと思う。

不便なことばっかりだけど
そんなことよりなによりも
人が本当にいい。
インドネシアで出会った人たちは、好きな人しかいない。
「毎日が楽しい」って
当たり前のようで、かなり難しいことだと思う。

インドネシアに来て
本当に良かった。






あとマンゴスチンほんと美味しい。

あとイケメン沢山いて楽しい。(本音

2013年5月5日日曜日

イケメン保管計画




「保管」であってます。



イケメンを描こう計画をしてると書きましたが
まぁまぁ順調です。

今のところ5人。
左から書いた順に並んでいます。
段々画力を取り戻していく過程がよくわかる。

良い紙が手に入らないので、今のところは上のような簡単にスケッチをして
顔の特徴や書きやすさなどを試しています。
あとは、とにかく数を描いて、デッサン描いてない6年のブランクを取り戻したい。
それから、ポートレートを自分の顔以外描いた経験が少ないので
ポートレートに慣れたい。



|制作過程|
1、写真をとる(基本的に真顔に近い形で)
2、描く

|条件|
一定以上仲の良い友達に限る。イケメン推奨。



スケッチなので200×100mmくらいのノートに書いてます。(スケッチ用じゃない)
大体平均3時間くらいですが、段々慣れてきたので
もう少し短くなるかな。
私のスケッチは「アート」だとは考えていないので
本当にただ
「イケメンをコレクションしようじゃないか」
っていうだけの単純な話です。

なので、実際のモデルを目の前にしながら書かないことに
(つまり写真を見た状態で描くということに)
疑問は感じてません。
もうね、ただイケメン描くのが楽しいだけなんですよね。
マジで楽しいです。

そして、描くことで写真を撮ったり、出来たものを見せたり、
「俺も描いて!」なんていうコミュニケーションが発生するので
みんなとの絆がまた深まる。と。
そういうわけです。
一石二鳥。

始めたばかりですが、1日1人ペースで描いてるので
またもう少し溜まってきたら更新します。


5人とはいえ
イケメンってマジで面白いな〜と思う。
いままで、ただ鑑賞して「イケメンだわー」とただ考えていただけですが
イケメンって、すげぇ微妙なバランスなんだな。
とつくづく感じてます。
正当派ドイケメンはめっちゃくちゃ描きやすい。
というのは、バランスが整っているので、素直に描ける。
ただ正当派ドイケメンはあまり居ないので
普通のイケメンは、以外とパーツとパーツの関係がバラバラだったりして面白い。
「こいつ、イケメンだけどよく見ると左右の目の作りぐっちゃぐちゃだな!」
って気づいたりする。

まぁ、何を言いたいかというと、すげぇ楽しんでます。
何時間でも描いてられる!

なんだか、この年になって
「絵描くのって楽しいな〜」っていう初心を取り戻したように思います。




|素材について|
(ここから下は画材に興味のある人が読めばいい話)

とにかくまともな画材が手に入らない国なので(ジャカルタにいけばあるんだろうけど)
悩んでいました。
色んな種類の鉛筆を買って一通り試してみるも
どうも絵描き用に適したものが見つからない。



ステッドラーでいいか...と思うも
ステッドラーも心なしか廉価版のような描き心地。
(7年前くらいにステッドラーが芯を改良したみたいな噂はあったので、今回もそうなのかも)

というわけで、色んな人に
画材を売ってる場所を聞くと、有力な情報があったので行ってきました。

ただ、皆に
「めっちゃくちゃ高いからおすすめしない」
「お前正気か?あれは、金持ちの画家が行くところだぞ」
と言われた。

でも、行った価値はありました。
最低限の画材は手に入った!

・鉛筆(100円)
・擦筆(覚えてない)
・練り消し(260円)
(全てDERWENT製)

初めてダーウェント使いましたが、うん、悪くない。
っていうか、練り消しが手に入ったのがマジで嬉しい。
擦筆が手に入ったのもデカい!

私の理想(好み)としては
・鉛筆
(Hより濃いものは)Mitsubishi Hi uni
(2Hより薄いものは)ステッドラーかHi uni(ただし、品質が安定しないのが難)



・練り消し
伊研練りゴム No.25

・擦筆
前まではあっても無くてもいいと思ってたけど、
ポートレイトを描いてみて、その必要さに気づいた。


私は文房具は日本とドイツが一番いいと考えているので
日本に帰ったら、画材を買い込もうと思っているのです。
ただ、調べてみたら、予備校時代に使っていた「伊研練りゴム No.25」は製造を中止したらしい!これは大問題だ...あれよりもいい練り消しなんてこの世にあるのか...?
ただDERWENTの練り消しを今回初めて使ってみて、かなり質が伊研No.25に近かったので
(ちょっと粘着力が高すぎるので、木炭向けかなと思うけど)
いい発見をしたと思う事にしよう。

いくら高級画材屋とはいえ
まともそうなメーカーは
サクラとウィンザー&ニュートン(ただし鉛筆は無い)とダーウェントくらいしか無かったので
選択肢がそもそも無かったのだが
いい発見をできてよかった。


最初は
「ダーウェントってどこだよ。イギリス?イギリスのメーカーってどうなの?」
とバカにしてました。すいません。
「ダーウェント・グラフィック」の鉛筆はHi uniに近い。(ただちょっと青みがあるので、ポートレイトにはHi uniの方がよさそう。比較できてないから分からないけど印象として。)
擦筆はもう少し柔らかくて細いのがもう1本あるといいな。

あとは紙と腕だけですね。
紙の質は日本がいいと思うので
帰ったら紙を買いたい。

日本で買うよりも画材は安けど、インドネシアでの生活レベルから言えば全然高いので
結構生活を圧迫しますが
私が中学生の時ににうちの親父が
「趣味に金をケチるな」(B型思考)
と言っていたので、ケチらずにいこうと思います。


いい男を描くのに
いい画材は必要です。(真理)

2013年5月4日土曜日

インドネシア人との、とある一日



AM10:00
前日の夜はミアの家で寝た。
体調が悪く薬を飲んで寝たので遅めに起きる。
お湯でシャワーをあびたくて、ガスボンベを接続する。
シャワーを浴びてると、ボンベは満タンだけど給湯器が上手く作動しなくなって
諦めてマンディする。


11:00
軽めの朝ご飯。
トーストを焼かずに直にマーガリンを塗って、チョコチップをかけて食べる。
かなり一般的な食べ方。
ミアはカヤジャム(ココナッツと卵のジャム。カスタードみたいな味)


12:30
ミアの家はちょい遠いので、いつもなら車で送ってくれるのだが
旦那さんが車を使ってしまって使えない。
悪いけどタクシー使ってくれと言われたが、アンコット(公共乗り合いバス)を使いたいと言って
アンコットを使って帰る。
ミアの家からアンコットを使った事がまだ無かったので、ミアはものすごく心配して
「迷ったらすぐに連絡ちょうだい!」といって見送ってくれる。
そしてガッツリ迷った。
全然変な方向に行ったものの、知ってる場所に出たので、そこから仕切り直してコサン(アパート)に帰る。


14:00
1時か2時頃にバグースが家具屋さんに連れて行ってくれる約束だったのだが
結局2時にうちがコサンに着く。
「今どこ?」
というメールがきたので
「ごめん今家着いたから30分後くらいに迎えにきて」
というと
「僕今起きたから問題ない」
と返ってきた。


15:00
アチャ(主婦・女)が突然遊びにきた。
オチャの部屋で3人でフルーツ食いながらダラダラ。


15:45
バグースが車迎えにきたので出発。
私とマルボイ(学生・男)とアミン(学生・男)とバグースで郵便局へ。
行くと閉まっていたので、中央郵便局に変更。
日本の友達に手紙を出そうとするも、
「速達じゃなくて普通便は重さ、サイズに関係なく、一通700円。」って言われて
「えーーー!!?」ってなる。
最終的に、切手を貼って送れば一通75円で2週間だということが分かり
その方法で手紙をだした。
郵便局に初めて来たらしい私以外の3人。
マルボイとアミンに散々「なんで電子メールにしないの!?早いし楽だよ!」
と言われるも
「うるさい!手紙の方がハートフルでしょ!」
と叱る。
なんとか手紙を平均的な金額で出せたところで
屋台でお菓子を買って、4人で分けて食べながら
INFORMA(でっかいホームセンターみたいなところ)に行く。


17:00
移動中にマルボイが音の出るおもちゃの銃で通行人をバンバン打ちまくったあと
INFORMAに到着。
私は机が欲しかったので、見てみるもみんなに「高いからやめておけ」と言われる。
もともと、机欲しいという話をして
「じゃあINFORMA行こう」という話の流れだったので
どういうことなの…と思うが、それなりに楽しく過ごす。
疲れて皆でソファー売り場で座っておしゃべり


18:30
ご飯を食べる。
今日の晩ご飯のメニューは
私とバグースはソプ・アヤム・レモン~~(忘れた)
チキンと春雨が入ったレモン風味のスープ。
マルボイはスイートコーン(オンリー)。
アミンは綿アメ3個。


19:30
次どこいく?ってなって
「アイアンマン3見に行こうよ」となった。
でも
「9時からの上映だと、うちのコサンの門限間に合わないよ」
と言うと、
「ボディーガードしてあげるから、INFORMAの前で寝ろ」
と言われる。


20:30
一度、バグースとマルボイとアミン(皆同じコサン)のコサンに帰る。
ちょっとのんびりしてから
出発。
大学に寄って、イリアスを拾う。
この世のものとは思えないくらいのイケメンイリアスが、車中で
「ピッカッチュウ~」とか言い始めたのでしばらくピカチュー語で会話
「ピカ?」
「ピカピー」
「ビガビガァア!!」
「ピカ?」
「チューー!」

国境って何だっけ?と思った。


21:30
映画館が入っているPVJ(パリス・ファン・ジャワ)というモールに到着。
映画館に着いてみると、パンドゥーとハフィとアロンとイザン(全員学生・男)が居た。
インドネシア人と出かけると、勝手に誰かが誰かを呼んで、こういう事態になる。

アイアンマン3を鑑賞。


深夜00:30
上映終了。
終わって館内の電気が着いて振り返ると、
知ってる友達がざっと見ただけでも20人は居てビビった。
「え、こんなに来てたの?」
とイリアスに聞くと
「え、知らなかったの?」と言われる。

大勢で遊ぶっていう感覚がものすごいインドネシア人。

終わった後、外でタバコ吸って
「ご飯食べにいく?」
となる。
うちは「えっ?」って感じ。
いつまでたっても結局ご飯食べるかどうか決まらないので
「とりあえず学校行こう」って行って、みんなで学校に向かう。


01:00
校門付近でおしゃべりしたりダラダラ。
学校の目の前にある屋台でマルボイがご飯を食べ始めたので
うちとイリアスもそこに行く。
だんだん皆集まってきて、みんなで夜中にバクバクご飯食べ始める。


01:30
ついに解散。
うちとイリアスは帰れない・帰らないで、バグースのコサンへ。
皆でグスの部屋でテレビ見たり喋ったりしながら、何人かはビールを買いに出かける。
グスとイリアスとファレリはビールを飲んで
アミンとうちは先にバグースの部屋で寝る。
何故アミンが自分の部屋で寝ないのかが不思議で仕方ない。


03:30
うちはもとから寝付きが浅いので、目が覚めたり起きたりしながら永遠にウトウト。
このころイリアスも寝始める。
ファレリは自分の部屋に戻り、バグースはパソコンしてる


04:00
うちらが寝ているマットレスがいっぱいなので、
バグースがどっかに行った。
たぶん別の子の部屋で寝るんだろう。


07:00
イリアスの携帯のアラームがけたたましい音をたてて鳴る。
15分は我慢してみたが、鼓膜が死ぬと思ったので
イリアスを起こし、アラームを止めさせる。
アミンは起きない。

その後も10分ごとにアラームが鳴り続け、
その度に「もーなんなんだよ!」っていう感じでイリアスが起きるので
「スヌーズ止めればいいだけの話なのでは?」と思うも
面倒なので言わない。結局1時間以上一定間隔で鳴り続ける。
何故イリアスはアラームを一度止めたあと、うちの枕の下に携帯を仕舞うのか。
自分の枕の下に仕舞えと思う。
しかし、イケメンなので許す。


08:00
イリアスのスヌーズがやっと切れて、うちもやっと熟睡。


10:30
目が覚めるとアミンが居ないので探しに行く。
4つ隣にあるアミンの部屋のベッドで寝ていた。最初からそこで寝ろ。
マルボイはソファーで寝てる。
バグースは床で寝てる。
マルボイとアミンは同じ部屋なのでベッドが2個ある。

つまり、

理想系|
バグースのベッド(定員3人)→バグース・イリアス・あたし
マルボイ・アミンのベッド(定員3人)→マルボイ・アミン

現実|
バグースのベッド(定員3人)→イリアス・アミン・あたし
マルボイ・アミンのベッド(定員3人)→がら空き
ソファ→マルボイ
床→バグース

もうなんなんだ。意味が分からん。

部屋に戻るとイリアスが起きていたので一緒にテレビを見ながら頭を覚ます。
アミンとファレリが遊びにきて一緒にテレビ鑑賞。
「今日の7時からオープニングパーティやるから来てね〜」と誘われる。


12:00
私のコサンに帰宅

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