2013年8月29日木曜日

バジル


日本に帰っていた一ヶ月の間、バジルの水やりをオチャに頼んでいた。
帰って来ても彼らは元気だった。
っていうか元気すぎた。

めっちゃくちゃ育ってた。
「たまに切ってね」
と言っておいたのだが、オチャが実家に帰っている間にぐんぐん伸びまくったらしい。

アホほど伸びて大変な事になっていたが
今週の予定を考えると、家で料理できる時間がとれないとふむ。
だからと言って保存方法を調べてみるも、どれも手間のかかるものばかりで
今やるにはかなり厳しい。
オイル漬け、塩漬けはこれだけの量を大量消費できないし
ジェノベーゼは具材もミキサー、すりこぎ類も無い。

とはいえもう花まで咲いてしまっているし今収穫しないと!







色々と考えた結果
ひとまず、何の保存方法も見えないまま真夜中2時に収穫。
その量の多いこと多い事。





・・・農家かっつーの。



まぁ、刈った後のこの寂しい姿といったら無い。



ひとまず美味しそうな葉っぱを取って、乾燥させることに。
今週は家に帰れるかどうかさえ分からないので、放っておいても勝手に出来るものにした。

ひとまず洋服を買う時にくれる紗のようなものがちょうどあったので
竹の皿に入れて放置。
この量が上手く乾燥してくれるとは思えないが、80%くらい乾燥してくれれば
最悪、から煎りが出来るかも。

電子レンジで乾燥させればものすごくカンタンなのだが
レンジが無いから仕方がない。
レンジを持っている友達も思い当たらない。
超原始的な方法で乾燥を試みる。
上手く行くといいのだが。

今3日目だが、思ったよりも綺麗に乾燥してきている。
一日ごとに袋をひっくり返しているが
今日はカラカラと音がするくらいになってきた。




美味しそうな葉だけを乾燥させ、
食べるには若すぎるものを除いていって捨てようと思っていたら
その量が結構な量になったので
捨てるのがもったいなくなった。

ひとまず3枚程をお茶に浮かべて飲んでみた。
殺菌作用があるので、喉なんかに良いらしい。
とはいえこの調子では減る訳が無い。



バジルの食べる以外の活用法を調べてみると
虫除け、痒み止め、殺菌作用、アロマバスとか色々と見つかる。
アロマバスはよさそうだが、もちろん風呂は無いので無理。
虫除け、痒み止めも今使う予定は無い。

ということで、今来ている日本の学生が喉が痛いと言っていたのであげた。
アロマバスにしてくれることだろう。
バサーっとたくさん入れてくれるといい。
無駄にならずに済んで良かった。


足湯ができるように、近いうちに洗面器を買おうと決めた。
これから植えるハーブが大きくなったら、ハーブ足湯をするのだ!



2013年8月25日日曜日

再開です


待っててくれた人、ありがとうございます。
ネシアにっき、再開です。




今日の夕方、無事にバンドゥンに着きました。
スズシー!
そして飛行機の急降下のせいで耳がまだオカシー

なんでインドネシアに来ると書きたいことがこんなにも増えるんだろう。
日本からバンドゥンにある自分のコサンに到着するまでで
書きたいネタが4つくらいできた。
ネタが豊富な国だな。


羽田空港から飛行機でクアラルンプール、そしてジャカルタ。
そこからミニバスでバンドゥン、そこからタクシーで家までの予定でした。


車で羽田まで送ってもらったのですが
羽田は夏休みのせいで激混み。
駐車場に入る事も出来ず、出国ゲートの前で下ろす車で道路があふれかえっていて車が停車できるスペースが中々見つからず大変でした。
今回は大荷物で行ったのでなかなか苦戦。

夜の空港、好きです。

飛行機は無事に飛び、クアラルンプールに50分早い到着。
入国審査がスタッフの配分がおかしすぎて1時間待ち。
3時間の待ち時間があった後、
ジャカルタには90分遅い到着でなんだかもうめっちゃくちゃ。
1年前の私だったらイライラしてたと思いますが、
なんだかインドネシア人になってしまったのか、時間が1、2時間前後したくらいではなんとも思わなくなってしまった。
良いのか悪いのか。

12時30分頃にジャカルタの空港の外に出る事が出来た。
ジャカルタからはミニバスで移動します。
(庶民の長距離移動の足といえば巨大バスですが、私は乗った事ありません。)
早いバスは全部埋まっていて、
次のバスが14:45分のものが一番早いってことでそれで予約。
3時間も待つなら空港の中の涼しいところで待とうと思うも
ジャカルタのターミナル3は一度出てしまうと、
大荷物の人は入国する人しか入れなくなる。

暑いなーと思いながらも外でパソコンしながら待っていた。

すると、13時過ぎに
『バス、来ましたよ』
とスタッフが呼びに来てくれて、予約していたバスに乗れた。
1時間45分も早いのだが、まぁこれはインドネシアっつーことで。

ミニバスは日本の長距離バスのように
停留所となるポイントがいくつかある。
バンドゥン行きの場合だと、大型ショッピングセンターの二つ。
この二つに止まってくれる。
最終目的地がチハンプラスというショッピングモールで
ジャカルタから5時間くらいかけて到着した。

チハンプラスで私を含めた乗客全員が降りたところで
運転手に
「タクシーってどこで捕まえられますか?」
と聞くと、
「どこ行きたいの?」
と聞かれ、自分のコサンを答えると
「なんだ、そっちの方通り過ぎちゃったなぁ。タクシーか…いいよ、このまま乗って行きなよ。」
と、再度私だけを乗せて、私のコサンまで連れて行ってくれました。

こういうところがインドネシア。
そして、次にこのバスにチハンプラスから乗る人は遅れるってことだろうなぁ。
と思いながらもインドネシアの良さを懐かしむ。
時間を守らないということは、人が基準になっているからなのだ、この国は。

道に迷いながらも私のコサンの前まで送ってくれた。
私のコサンの前にはミニバスが止められるスペースが無いので
隣の小さなホテルの駐車場に停車。
大きな荷物三つをおろして運転手にお礼を言ってさようなら。

荷物の三つを無理矢理抱えて行こうと思うと
ホテルのガードマンが「どこ行くの?」と私のコサンの中まで荷物を運んでくれ、
今度は中にいたウジャン(管理人的な人)が交代して手伝って運んでくれた。


日本離れる前に父親に
「そんなに荷物多くて空港から自分で運べるのか」
と聞かれた時に
「ま、インドネシアだしなんとかなるでしょ」
と楽観視していた私だが、本当になんとかなった。
色んな人が助けてくれる。

ああ、インドネシアに帰ってきたんだなぁ


2013年8月21日水曜日

三半規管

もー全然更新してませんでしたね。

来週からはまたインドネシアなので、そこからはいつも通りに更新していけるかと思います。


日本に帰ってきて1ヶ月以上が過ぎましたが、
これだけ長期で日本を離れたのは初めてだったので
帰ってきて驚く事が沢山あった。

その中でも「自分の体の変化」で一番大きかったのが
まぁ予想してたけど
・辛いものが少し食べれるようになってた。
→七味なんか怖くない

これは、まぁ当然っちゃあ当然。
毎日鼻水と涙流しながら辛いもの食ってたんだから
これで食えるようになってなかったら嘘だろうと。


・三半規管が強くなってた
→全然酔わなくなった


知らない間に鍛えられててびっくりした。
これは、本当に助かる。
普通電車でも油断して、中吊り広告の文字なんかを目で追ってたりするだけで酔ってたのに
山道のくねくね道を長時間車に乗ってても酔わなくなった。
運転してくれた友達が酔ってきたのに
助手席の私は、全く酔わなくてびっくり。

三半規管が強くなると、なんて世の中生きやすいんだろう!!
と、真面目に思った。

ただ、この前乗ったディズニーランドのコーヒーカップで
「遠心力に弱い」と指摘されたのでZ軸(かな?)がまだまだ弱いみたいですけど。


「三半規管が弱い」
と言われる、いわゆるあたしみたいに
"酔いやすい"
人っていうのは、三半規管が弱いのか、それとも敏感すぎるのか
っていうのは色々と諸説あるみたいなので、明確には分からないんですけど
とにかく、
"鍛えられる"
ことだけは確かだ。ってことが身を以て分かってよかったです。


もしも「敏感すぎる」のだとしたら、
さっき言った「遠心力に弱い」については
くるくる回る乗り物に乗った時に
「うわぁやばいこれ絶対落ちる!!!」って思うのは
三半規管が過剰に反応しすぎて、実際よりもたくさん回ってるように思うからなんでしょうね。きっと。


でもまぁしっかし
どこでインドネシアのどこで三半規管鍛えられたんだろう?
毎日のように車とかバイクに乗っけてもらってるからなんだろうか。

ま、理由はどうであれ
「あまりにも生きにくすぎる体」を持ってる事で有名な私が
また一つ強くなって、生きやすくなってきました。



2013年8月1日木曜日

大使館


インドネシアの国旗


奨学金の手続きをするために生まれて初めて大使館に行ってきた。
フツーに生きてたらまず行く機会の無い大使館。
目黒にある、インドネシア大使館。


いつも、大使館に電話すると

「あのー、奨学生の○○と申」
『あーーーーはいはいはい、で?』
「明日申し込みに」
『あーーーーそうそう。で?』
「10時頃とかい」
『はいはいどうぞどうぞ』
「それではしつれいし」
『はいはいどうもー』

って、カブセ気味に話してくるおばさんが毎回必ず担当してくれて
ちょっと「なんなんだこの人…」と思ってた。
大使館行ったら、受付でくれた紙に、
「面会先」って書いてあって、その欄にそのおばちゃんの名前が書いてあって
つ、ついにこの人と会うのか。

と思ってビビってたら
すっげぇいい人だった。

ラマダン明けのイドゥルフィットリーのお祭りの日を何となく聞いたら
他の人に聞いてくれたり地図くれたり
インドネシアのお祭りのチラシをくれたり
なんか普通に話が弾んでしまって
最終的に
日本にきたインドネシア人が、今入る研究室が無くて困ってるから
協力してやってくれ
と、
大使館からお手伝いを頼まれてしまった。
大使館からお手伝いを頼まれるって、なんか任命されたみたいでかっこいい。
なんかわかんないけどかっこいい。
失敗したら戸籍消されたりしないだろうか。
と、ありもしないことを想像して楽しむ。

こんなことがあっていいのだろうか。


ちなみに私は行くのが少し遅くて、手続きが間に合わなかったのだが
おばちゃんが
「明日あたしがやっとくわ」
とか言ってくれて
書類を預かってくれました。
なんて優しいんだろう。

初の大使館、
楽しかったです。

大使館って、なんか別空間に存在するような格の違いを感じるけど
とっても楽しい場所でした。


8日のイドゥルフィットリー、
目黒にある BALAI INDONESIA SEKOLAH RI TOKYO(インドネシア大使館付属学校)
で朝の7時からずーっとお祭りやるらしいです。
誰でも勝手に入れるらしいので、興味のある方は是非。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/warintok/peta/balai.html
何をやるのかは私はさっぱり知りませんが、楽しいに違いない。

私は時間が合えば行く予定なので、誰か一緒に行こう!

プライバシーポリシー