2013年12月31日火曜日

ぼくの夏休み


まさか今日が大晦日だなんて!
信じられない!

今は友達のライの家にお泊まりしています。
ここはバンドゥンから列車で7時間のジョグジャカルタ。
ライのおうち

バンドンよりも暑くて、
この時期は年間で見ると一応涼しい季節なのですが
昼間は常に30°以上。

ライの家は高級住宅エリアにあって
2週間ほどここに滞在させてもらいます。



友達の家にお泊まりする事はあっても、ここまで長期で泊まるのは初めての事。
ライのお部屋を一人で使わせてもらっています。
でかいベッドと小さい机しか無い部屋って
すごく外国を感じる。

エリア内には住民が使えるプールもあれば、ジムもあるし、テニスコートまである。
エリアの入り口にはセキュリティーがいるので
夜中にエリア内を一人でウロウロしていても危なくない。
ジム。
1日の使用料金は100円ほどだとか。
やろうかな。
ザ・プール!
というかんじのプール。
言ってみれば、スーパーリゾート地なのだ。

朝遅く起きて、軽いご飯を食べ
ちょっと勉強して、長い事弾いていなかったピアノを練習する。
遅い昼ご飯を食べて、ちょっと昼寝したり
ライの日本語の勉強を見てあげたり
散歩したり
ライの従兄弟のガリのバイクの後ろに乗って街をめぐってみたり
プールに入ったり。
夕飯を食べたらまたプール入ってお風呂入って寝る。


ピーカン晴れだと、写真に元気があるので
撮っていて楽しい。

見よ、この大晦日らしからぬ写真を!

あんまり
私的素敵なお家はないけれど
高級住宅街は見てるだけで楽しい。
昔の軽井沢とかにありそうです。

超リゾート地なのに
気分はなんだか、小学生の時の夏休みの気分。



私は親が共働きで小さい時に全然外出した記憶が無くて
小学生の時は毎年冬休みと夏休みは三重県のいとこの家に預けられていた。

一人で川崎の駅から品川に行って、新幹線に乗って名古屋まで行く。
それから近鉄で伊勢駅まで行って、バスで2、3時間かけて
くっそど田舎のばあちゃんの家へ。
携帯電話なんてなかったので
駅に着く度に、公衆電話を探して親に連絡していたあの感じ。
寝過ごすといけないのでずっと窓の外を見て過ごしたあの感じ。
山道のバスにゲロ酔いして、酔い止め飲んで寝て起きたら
隣に座っていたからだのでかいおばさんにもたれかかっていて恥ずかしかったあの感じ。

自分の家じゃない居心地の悪さと
特に何もすることがないこの感じがすごく似ている。

ただ、なんか遠くに来てしまった
という感じが強くする、あの感じ。
特に、神奈川(出身地)が恋しい訳でもなく
ただただ、遠くにいるという実感がする。

毎日ほとんど同じ事ばかりして、いつの間にか日々が過ぎて行ってしまうような
あの焦燥感に似た、ただただ日々を浪費する夏の日を
今、すごく感じる。


ただ違うのは、12月なのに
感じるのは夏休みの匂いということ。


今は、プールサイドでパソコン開いてこれを書いている。
突然降り出したスコールを横目で見ながらプールに降り注ぐ水滴を眺める。


そんな中でライが傘を持ってきてくれたり
全ての事がジュメビュなのに、なんだかデジャビュなこの感じ。


今、とても夏休み。



みなさん、よいお年を。

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3年ぶりです

ご無沙汰しております、Kuroです。 アーカイブとしてしか機能していないこのサイトですが、 それでもある程度の方が見てくださっているようで有難い限りです。 インドネシア在住時の2年半の間は、ほぼ毎日更新しておりましたが 日本での暮らしに忙殺されて、 書こう書こうと...