最近、美大向け予備校で講師をしている。
と、いっても、英語も話せなければ、インドネシア語なんてとんでもないので
基本的には学生と一緒に描いてるだけ。
この予備校のトップはpidi先生というカナリぶっ飛んだアーティストで
とにかく話がめっちゃくちゃ面白い。
複雑な英語が分からないうちにも単純な英語を使って笑わせてくれる。
いつも予備校に行くと、
「KURO!」と呼ばれ、「AYAH!」と挨拶。
ayahはお父さんの意味。
韓国なんかも、年上の男の人をお兄さんって呼んだりするように
インドネシアも、相手の性別と年代によって呼び名を変える。
アヤーは合成写真が大好きで、とにかく毎日作ってる。
光栄な事に、私もアヤーの作品の一部としてモデルに使ってもらった。
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https://twitter.com/pidibaiq/status/304533017056133120
https://twitter.com/pidibaiq/status/304533017056133120
左下がアヤー。
なんかCDジャケットみたいでかわいい。
アヤーの合成写真作品の良いところは、
壁をジーーと睨んで、パパっと写真とって(この時は全部で10分かからなかった)
その日のうちに作品を作っちゃうところ。
もう毎日のように生産しています。
アヤーピディはインドネシアでは本当に有名な人で
彼のツイッターアカウントのフォロワーは5万を超える。
facebookは友達申請しても、友達の上限がMAXに達していて、申請できない。(まずそもそもそんなことがあることを初めて知った)
かれの出版した本はベストセラーになっていて、インドネシアで美術を志す人に
彼を知らない人はいない。と言えるくらいの有名人。
そんな有名な人に、いつもインドネシア語を教わっている。
なんか恐れ多い。
アヤーが教えてくれるインドネシア語は大概スラングばっかりだけど
たまに真面目にイスラム教とヒンドゥー教のその歴史について教えてくれたりする。
この前の聖地パレスチナ、カナンの話は面白かった。
今度機会があれば載せたい。
宗教にめっぽう弱い私ですが、アヤーの話す宗教は本当に面白い。
しっかし......
アヤーちっちゃいくて、あたしでっかいなぁ。
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