ただいま

日本に帰ってきました。
私の席は、誰にも陣取られておらず無事でした。

半年近く帰ってなかったのに、
いざ帰ってくるとなんのブランクもなく日本での日常が戻ってくる。
これが故郷というものなのかしら

夜の12時にバンドゥンを長距離バスで離れ
早朝6時半にジャカルタを飛行機で発つ。

朝10時前にマレーシアのクアラルンプールに着き、
入国スタンプも欲しかったし、一度入国した。
５時間の待ち時間があるので、町に出ようと思うも
今回、荷物が異常に重い。

エアアジアの持ち込み荷物の規定のサイズを３倍くらいオーバーしていて
尚かつ明らかに規定の7キロを超えている気がして（日本で量ったら20kあった）
ちょっと持ち歩くにはしんどかったので
荷物の預かり所を見てみるも、75リンギット（2500円くらいかな）と言われて
早々に諦めた。

とはいえ、５時間も待つの嫌なので
LCCターミナルという格安航空会社が使う空港からバスで移動して
15分ほどのKLIAという大きい国際空港まで行った。
ショップも沢山あったし、なにより荷物をカートに乗せて移動出来るので
すごく楽だった。
町に出たくないけど、５時間も暇つぶせねーよ
って人はおススメかも。
ちなみにLCCTは本当になにもない。

KLIAのコンビニで
（多分マレーシア人が）パン売り場で大量のパンを買っててめっちゃビビった。
そもそもパン売り場の規模も異常で
買ってる人の量も異常だった。

少なくとも30個は買ってる。
多い人は50個くらい。

 あんまり覚えてないけど多分一個15円くらいだから安い。（しかも空港料金で）
でもマレーシアの物価から考えるとどうなんだろう。
いや、でも
空港でこんなに大量に買う意味が分からない。
客層を見ると、これから飛行機に乗る人たちでも
帰ってきた人でもない感じ。
なんなんだ、ますます意味不明。
とにかくうちも2つ買ってみた。
バニラ味と、スイートコーン味。

 味はね
普通でした。
すっごく。

大量生産にしては、美味しかったかな。
というくらいで
地元に住んでたら普通に買うと思うけど
あんなに大量に買う意味はさっぱり分からん。


とにかく2時間程KLIAで時間を潰してCLLT空港に戻ってくる。
入国手続きをまたやるんだが
インドネシアで入国した時よりも厳しくて
「手荷物検査ひっかかるんじゃないか（重すぎ・でかすぎ）」
ってどっきどきしましたが、
小走りで通過してなんとかなりました。

時間にはかなり余裕をもって来たつもりだったのに
荷物検査（X線）で
前に居たインド人家族が全員、数回に渡って引っかかり
ゲートに着く頃にはなんとファイナルコール。
しかもうちの数人後ろに居た日本人がパスポートがひっかかって20分くらい取り調べされてて
同じ日本としてハラハラした。
空港のトラブルっていうのは
人ごとでも
本当に寿命縮むよね。

でもそこが好き。


ま、そんなこんなで日本です。
川崎〜横浜の工場地帯と
高層ビルのてっぺんの赤い光の点滅の群れが
なんだか都会の怪物みたいに見えて怖かったけど
それがすごく私を「あぁ、帰ってきたんだなぁ」っていう気にさせました。
わたしは、コンクリートジャングルも工場地帯も、好きです。

でもいざ町に出てみると
全然懐かしいとかそういう感じないな〜
と思ってたら
小さい地震がきて

「うおっ日本だ」

と思いました。


とにかく、
日本
暑い。