2014年12月17日水曜日

ふ、冬……?


Aduh!(ネシア語でうぉ!みたいな意味)

全然ブログ更新しておりませんでした。
というのも、学校登校拒否気味でして。
色んな人に迷惑をかける日々です。

登校拒否といいましても、精神的にはそんなに参っておらず
かといって別にポジティブではないのですが。
こんな登校拒否児を保護してくれている(笑)優しい人々がおりまして
私はそこで週5で寝泊まりしている日々です。
斜めになってるソファーで寝たり
床にマット敷いて寝たり
木のパレットの上で寝たり…
もともと生活空間ではないわけですから
そりゃぁもうひどいもんですが、それでもここにいて
一日中絵書いたり、皆のお仕事のお手伝いとかしていると
気が参る暇がありません。
そこは前にも書いたCikapundungという中野ブロードウェイ的な小さなアンティークショップが集う所で
日々、オーナーのおっさんらにジュースを恵んでもらったり
ご飯を恵んでもらったり
アンティークの品をタダで頂いたりと
可愛がってもらっていて
日々を生きております。

最初のうち、インドネシア人は
「日本人来た!」という、日本人=お金持ち のイメージを抱いて
私に接触してくるのですが
少し話しをすれば、
なんだこいつ、日本人なのに金の無いかわいそうな子だ!と認識されるので
「ほら、これ食え」
とかいって、いろんなものを与えてくれるので
おかげでブクブク太っています。
日本帰るとヘルシーで安い食べ物が沢山あるので
体重コントロールがしやすいですね。
前回の一時帰国を経てこっちに戻って来た時は
会う人会う人に
「すっごい痩せた!!!!!」と皆に絶叫されましたが
(自分はそうは思ってないのですが、全員に言われたので痩せたのでしょう)
ものの一ヶ月で元に戻りましたね。
その理由は
「クロは物価の高い日本に帰って、全然ご飯食べれなかったんだな」
と皆に本気で心配され、餌をしこたま与えられた結果です。
違うんだけどな……


何故学校に行っていないのかは
今は書けることはないので書きませんが
私自身については全然心配には及びませんので、どうかお気遣いなく。
確固たる理由があって、私は学校に行っていないのです。
話せる時になったらお話したいと思います。



ところで、お正月には帰国予定なのですが
私が心配しているのは
外国人身分証明書であるKITASの発行のために
もう3ヶ月もパスポートが大使館から返って来ていない。ということではなく
”私にとって実に2年ぶりの冬”
ということであります。

私がこっちに来たのは2013年の冬、1月末。
それ以来、日本へ2度帰国しましたが、
どちらも春~夏。
前回は5月に帰国しましたが、あまりの寒さに高熱を出したことを考えても
真冬である1月に帰国するのは命の危険さえ感じます。

人の体の順応性というのは凄まじく
いくら標高600メートルに位置する年中涼しいバンドンとはいえ
一年中夏しかないトロピカルアイランドなわけですから
体はそれに慣れちゃってるわけです。

夏が嫌い、汗かくのなんて論外
な私ですが、
日本の厳しい夏にあっても
汗をだくだく垂らしながらもネシアに来る前までの今までの夏とは何やら違う。

日本で会う人会う人に
「今日も本当に暑いね!!!!」
とか
「インドネシアはもっと暑いんでしょう?」
(実際は日本の夏よりもバンドンは全然涼しいです)
と言われて
「そうですね~」
と口では答えますが
私の心の中では
「まあ、夏は暑くて当たり前ですよ」
と思っている自分がいます。
これは完全にインドネシアで生活したからかと。
厳しい夏を耐えきれば、涼しい秋がやってくる
日本とは違い
どんだけ待っていても秋は決して来ないこの国で生きてたら
そんなもん諦めるしかないじゃないですか。
暑さに関しては悟りの境地に至る私なのです。
別にね、暑さを感じなくなったわけではないんですよ。
私もね、暑いんです。
汗だくだくです。
でもね、そんなこといったって暑いもんは暑いんです。だからどーした。
そういう心持ちなのです。

それよりも、暑い日に暖かい飲み物を飲んだ方が熱がひいて涼しくなるし
長袖を着てた方が直射日光あびないし
体冷やさなくてすむ
というのは、この地で身をもって学びました。

この地では、冷たい飲み物を飲む機会というのはあまりありません。
冷蔵庫が普及していないこと、
氷を作るための水が安全ではない事。
そうしたことから圧倒的に熱い飲み物を飲む機会の方が多く
実際、それが体に適しているのです。
日本に帰ったら冷たいものガバガバ飲むぞ!
なんて思っていましたが、もう、
暑い日に体が冷たい飲み物がふさわしくないことを知ってしまっているので
実際には冷たいものはほとんど飲まなかったですね。

暑さは人並みに感じてるけど
人ほど暑いと言わなくなった
とはいえ
やはり皆よりも寒さには劇的に弱くなったらしいのは確かで
日本でアルバイト中に、
クーラーの効いた店内で
私一人だけ長袖をいつも着ていたもんですから
「今日暑いね!クーラーもっと効かせてくれればいいのに。長袖着てて暑くない!?」
「いや、寒いです」
「何、風邪!?」
と心配されたり。

寝る時に、暑すぎてクーラーつけるものの
ものの10分くらいで寒くなって
やっぱり消したり。

そんな状態だったので、
今回の帰国、私、真面目に心配しています。

だから、無印の福袋抽選会、申し込みましたよ。
冬服、アウター込みセット。
当たると言いな、というか
抽選外れたら本格的に死に近づきます…

P.S 服乞食の私にいつも服を恵んでくれる日本のモモコよ、
無印抽選もれたらいつものように服貰いにいきますのでよろしくお願いします。


ブログに載せようと思って
でもあまり機会がなくずっとデスクトップにおいてあった画像。

辞書を読んでいたら
Nasi ご飯
の欄に、「覆水盆に返らず」を意味するインドネシア語
Nasi sudah menjadi bubur.
「ご飯がおかゆになっちゃった」
で大爆笑したんです。
「ねえ、あなた、ご飯がおかゆになっちゃった」
「まあ、しょうがない」
というやりとりをするネシア人が容易に想像できる。

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