今回
「インドネシア料理を学びたい」
ということで
レンバンへのプチ・料理修行の旅だったのですが
優しいお母様が
事前にレシピを書いておいてくれました。
なんとお優しい……!!!
Oseng Tahu Bokcoi 濃い味付けの八宝菜 |
Terong Daging Cincang 茄子の牛ひき肉和え |
Rendang Sunda スンダ風 ルンダン(牛すじ肉の佃煮) |
Sop Buntut 牛テールスープ |
家で作ってる料理のレシピを
人様に分かるように教えるというのは
結構面倒くさいものです。
それをこんなにしっかりと書いて下さって
本当に感激しました。
料理、
特に「家庭料理」というものに関しては
文字にすることで変質してしまうものが沢山あるように思います。
レシピに文字情報として載せられないもの
それこそは、
「母」の長年の勘と、舌と、センスだと思うのです。
だから、私がこれ通りに作っても
お母さんの味にはならない!
でもそれと分かりつつも
近づけていこうとする、というのが
家庭料理だと思うんですよね。
お母さんから
レシピを頂き喜んでいたところ、
友達のオギとタミーからも
プレゼントとしてレシピ本をもらいました。
しっかりした本です |
うまそう |
中身のレイアウトや写真の雰囲気からすると
資料自体は少し古いものを使っているという印象。
インドネシア語ではなく、英語で書かれています。
私は、こういった
一世代前のレシピ本がとても好きです。
行程を省略せずに伝統的な方法で書いてあるので
とても分かりやすいし、基礎がしっかり学べるように思います。
ところで
インドネシアのレシピ本をちゃんと読んだのは初めてだったのですが
料理の行程の説明文章が短いことに大変驚かされます。
それは
インドネシア料理というものが
とても単純な行程でもって作られていて、
さらには味も単純であることを示すわけですが
さらには味も単純であることを示すわけですが
同時に
自然の食材に恵まれた豊かな国だということも
思い知らされます。
出てくるスパイス類がとてもバリエーション豊かで
「さすが南国レシピ」
って思いますね。
北半球の国々のレシピを見れば日本でも作れるものが多いですが
トロピカルアイランドからきたレシピは
スパイスが揃わないととてもとても作れませんからね。