2013年9月22日日曜日

フォーシーズンズ!



最近ちょっとなんかモヤモヤすることが重なって
あんまり元気じゃなかったんですけど
なんか元気になった!


そう、ホテルに行ったから!!

どでーん

サービスというものが大好きなので、ホテルが大好きなのである。
好きすぎて、ホテルの掃除バイトをやった事があるのだが、あの時は楽しかった…
インドネシアにいく直前だったので、短期1ヶ月のバイトで
ベッドメイキングしかさせて貰えなかったが、ベッドメイキング楽しい…
腰痛くなるし、ノリで手ががっさがっさになるけど
自分のがさがさの手で、ピターーっと綺麗にベッドメイキングが出来たときというのは
この上ない幸せの時間だった。
シワを作らずに出来たときっていうのは自分で感動しますね。

サービスも好きだが、それに加えて人工的な綺麗さにすごくときめくのである。
あの無菌な、人のぬくもりというものを感じないホテルがすきなのだ。

でも掃除は掃除でまた別の面白さがあって
自分でキレーーーに部屋を作って整えた時はチリひとつなくてすごく人口的なのに
チェックアウト後の部屋というのはものすごく人間ドラマを感じるものです。
メイドは、誰がこの部屋を使ったかっていう個人情報は何一つ知らない訳ですけど
キレーに使って全部片付けておいてくれる人も入れば
クッキーとかめちゃめちゃ食べカスこぼしている人もいてすごい個性がある。

私的には汚い方が、綺麗にした楽しさがあるので面白いんですけど。
掃除機かけて意味あるんだかよく分かんないよりかは
吸うもの(ゴミ)がたくさんあってズボズボ吸い込んでくれる方が楽しい訳で。
アホみたいに散らかった部屋を綺麗にして、ベッドシーツ交換して
作ったベッドを崩さないように枕の端をピンとさせて、オゾンで除臭したあとは
またまっしろの部屋に戻る、あの気持ち良さっていったらない。

でもこの前日本に帰ったときに川で遊んで、野生に還った気がしてものすごく幸せを感じた。
大自然にもみくちゃにされるのも楽しいが、人工的なものも別口で大好き。
まったく違う楽しさなのである。


大学生のときに、精神的にすごくツラい時期があって
もうどうにもならなかったとき
金も無いくせに4つ星のパークホテル東京に泊まった。
実家が神奈川の川崎で、アパートが国分寺だったのだが
別に用もなにも無いのに新橋のパークホテルに泊まりにいった。
ストレス発散のためにホテルに泊まるという。

落ち着かなくて朝まで結局寝れなかったが
窓から東京タワーがどかーんと見えて
なんだか不思議な気持ちになった。
ストレスは発散出来なかったが、
ホテルに一人で悲しい気持ちで泊まる時のあの孤独感はなかなかいい。
なんというか、超高級な独房に一晩泊まるような気持ち。

次の日友達に
「ずいぶん変な金の使い方するね。」
と言われたのをよく覚えているのだが
それが私のホテル好きのきっかけになっているような気がする。

それから一ヶ月は食費削りまくったけども。
いいのだ。
サービスに金を払うというのが私は好きなのだ。


そんな訳で、前置きが長くなりましたがフォーシーズンズホテル・ジャカルタ。

2日前に研究室で先生とアシスタントとお喋りしていたときに
皆が突然「いえ〜〜〜い!ワフー!」と大熱狂し始めたので
その時のネシア語を理解していなかった私は
「えっえっなになになになになに(キョロキョロ)」
という感じだったのだが
なにやらジャカルタのフォーシーズンズでタダで飯が食えるということで、私も
「いえ〜〜〜!」
と盛り上がった。

よくよく考えてみたら、なんでフォーシーズンズに行けるのか何も知らなかったが
ご飯の事しか考えていなかったのでどうでもよかった。

結果から言うと、オーストラリアの大学が
留学に来てねっていうプロモーションをしに来るので
インドネシアの優秀な大学の大学院生を招待したとのこと。
ITBはネシアでトップ2の大学なので招待されたというわけ。
人数にまだ空きがあるとのことで、その場にたまたまいた私は
一緒に行かせてもらえる事になったのである。

いつも何かとタイミングのよい私。
研究室にたまに行くと、
「お前いつもタイミング本当にいいな!ピザあるから食べな!」
なんてことがよくあるが
今回のタイミングの良さには自分の野生の勘に感謝感謝である。


朝の7時にみんなでチャーターバスに乗り、バンドゥンを出発。
10時前にはフォーシーズンズに到着。




フォーシーズンズのロゴは
ホテルらしからぬ華奢なデザイン。
いかにも女性的で控えめなロゴだと思う。
でも明快で美しい。

11時にランチが出るとのことで1時間暇になってしまった。
嬉しすぎる。

というわけでホテル散策!


まずはロービーの巨大彫刻をまじまじと観察し
ぺたぺた触って楽しむ。


なかなかの手仕事である。
インドネシア人じゃないに違いない。
こんな仕事をするネシア人を私はしらない。


その後は
秘密なこっそり階段見つけて客室階覗いてみたり

ビジネスルームなるものを見つけたり

図書館があったり

ワインセラーがあったり

もちろんプールもあるし

ジムもあるし

テニスコートもある。

流石の4つ星!
図書館とか使用用途が不明だが
セレブリティならではの娯楽に違いない。


このなぞの彫刻も

金持ちにしか理解できないにちがいない。 
  \   フ ン  / 

宿泊してないので施設は使えないのだが
いいのである。
実際使うとなると貧乏人なので緊張して部屋に引きこもっているだけに違いないから。
遠目にいいな〜と見ているのが楽しいのだ。

あっという間に1時間がすぎ
ランチタイム。



ロゴが一枚一枚銀のインクで印刷された贅沢なナプキン。


こういうセンスっていかにも外国的だと思う。

もし日本で、
他の旅館よりもナプキンに箔をつけようとしたら
この場合、一枚一枚にロゴを印刷するよりも
紙にこだわるのが日本人的な感覚じゃないかと。

うまく説明できないけど。

インドネシアなので、
どこに行ってもナシゴレンぐらいしか食べるものがないだろうけど
フォーシーズンズのナシゴレンなら食してみたいわ
という気持ちで居たら、普通に中華料理があって
嬉しかった。
 


めちゃめちゃ美味かった。
インドネシアでも日本でも
「本当によく食べる子」と言われているので
今回も皆の期待通りバカみたいに食べまくりました。
美味くてタダなものはいくらでも食べれる。
2回はおかわりするよね。
ケーキは無くなる前にキープしておくよね。
スープもおかわりするよね。
そりゃぁもちろんするよね。

大学のプレゼンテーションは一時間程度で終わって
あとは大学のアメニティーを漁ったり
なぜかあったフォトコーナーで写真とったり
もう一回ご飯食べたり。

となりで結婚式の準備しててこっそり覗いて
「すげー!こんななんだ!」
とテンションあがりまくりである。

私は今まで結婚式に3回出席したことがあるが
2回インドネシアで 1回アメリカ という
意味不明さ。
だから「平均的な結婚式」というのがまったく分からないのだ。

だが、5つ星ホテルとなれば
飾り付けの規模が違うのはよく分かる。
生花や植物をガンガン使いまくるこの豪華さ。
 

どんなやつだろうな〜多分外国人だな〜これ
と思っていたら、帰りにちょうど新郎新婦がやってきたところにハチ会わせた。
布をふんだんに使った新婦のドレスの豪華さに
「あれは200万はしそうだね…」と友達とヒソヒソ話しした。
そしてやはりネシア人じゃなく、中国人だった。



そんな訳で
タダホテルを堪能してきました。
宿泊すると豪華さにビビって何も出来なくなるので
泊まらないホテルを堪能できて
とても幸せなひとときでした。

ホテルっていいよなぁ

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