大晦日

なんだか、
インドネシアに来てから
人生で初めてやる事ばかりだ。

しかもその全てが日本でも出来る事なのに
やった事がなかったこと。

蛍を初めて見たとか
日の出を初めて見たとか
あと、
……あとは忘れちゃったけど。（２個しか出て来なかった）
まぁ色々初体験なことが多いんですよ。


今回の初めては、
打ち上げ花火を真下で見た。

花火は好きなのだが、
激混みするのが分かっている花火大会に行く気はとてもじゃないけど起きなくて
今まで
荒川の花火を、川崎の歩道橋から眺めてただけだった。


そんなわけで、大晦日から正月にかけては
ジョグジャの中心街、MARIOBOLO（マリオボロ）に出かけて
花火を見てきました。


でもその前に、

大晦日といえば、年越しそばなわけですが
ちゃんと食えたんだな！これが。
自分で料理したので。

ネシアの食事はいつも量がすごく少なくて
ものすごい食べた気がしなくて
とはいえ人の家なのであんまりおかわりしまくるわけにもいかず
（いつも1回は絶対おかわりするけど）
すごく悲しい気分になっていました。

でも、
自分でしこたま作ったから、
しこたま食えたのだ！

うどんを茹でて、天ぷらをあげて
日本食で大晦日を祝えるとは思っていなかったので
腹一杯で大満足。

心配していた天ぷらもちゃんとサクッと揚げられて
美味しく頂きましたとさ。

そんなメニューはこちら。

きになるのは、アンチョビ。
日本でアンチョビといえば、塩漬けいわしのことですが
アンチョビがよく採れる地域では
この小魚はごく普通に食べられています。

この地インドネシアでも
アンチョビは非常に安い魚のひとつでして
消去法でこのアンチョビになったのです。
（イカは怖かったのでやめた）

バンドンは内地なので、あまり魚はたくさんありません。
ていうか、美味しくない。
ジョグジャは海に近い場所なので
魚の種類もまた違うというわけです。


お昼に年越しうどんとそばを腹一杯食べた後、
夜は、いつもより高い鶏肉を食べ、
お母さんがにわか仕込みのタロットで2014年を占ってくれた。

私の2014年。
「占いたい事を心に思いながらカードをシャッフルしなさい」
と言われたものの
特に占いたいものが無かったので
「じゃあ、ひとまず健康（病気）を…」
とシャッフルしたら
なにやら不穏なカードのオンパレード。

インドネシア語と英語で説明されたので
ぶっちゃけよく分かんなかったけど
2014年もまた色んな物に翻弄されるそうで
まぁ、本望です。
でも、健康を占った結果、翻弄されるってことは
また色んな病気するんだろうなぁ。とか思ったり。


色々忘れちゃったけど、全体運のカードはKing of cup.

Kings of cups のキーワードは

自己・自分・本心・義理・人情・勇気・自信・責任感・年上の男性

だそうで。
年上の男性っていうのがかなり気になりますが
きっといいお医者様（年上の）に出会えるのだろうと思いたい。

そんなわけで9時に家を出て、マリオボロへ。

行く途中、色々な場所でラッパが売っていて
12時になるとこれを皆でプープー吹くので
まーうるさいのなんのって。

ものすっごい人出だったけど
11時半前に、なんとか目的とする広場に着けた。

11時半になると、そこかしこで
小さな打ち上げ花火を皆が上げ始め、
一人あげると
また一人
また一人と
空が打ち上げ花火で一杯に。
空が360°花火で埋め尽くされました。

12時になると、企業が出している
もう少し大きめで、もっと綺麗な花火があがったのですが
それでもやはり
花火大国日本の花火にはほど遠いのは言うまでもなく。
でも、草原に寝ころがって
無秩序に色んな場所から打ち上がっていく花火を見るのは
楽しかったです。

ま、ただ
ものすごい低い距離で爆発するので
危なかったり
打ち上がった時の紙くずのようなゴミ（？）がめちゃめちゃふってきて
髪の毛に降り積もったりと
なんだかあんまりロマンがなかったですが
子供の遊びを見ているようで面白かったというか。

なんだかんだ
1時間以上、色んな場所でバンバン花火があがりました。

でも、正月ってより
やっぱ
夏のお祭り感なんだよなぁ。笑

流星群のようだ