2013年4月20日土曜日

LとR



日本人にLとRの発音が難しいのは有名ですが
インドネシアではそれが顕著に出る。
というのもインドネシア語のRはものすごい巻き舌で発音しないといけない。

英語のレベルはともかく
発音は結構褒められることが多い。
頭が悪くて勉強はできないが、海外によく行っていたせいで耳が結構慣れてるみたい。

それでも
気を抜くとLとRの発音がぐっちゃぐちゃになって、皆に怒濤のごとく責められる。

私「カリーライス食いたい」
友「何を食いたいって!?」
私「………CURRY RICE.」
友「CURRY RICEね!お前RとLがごっちゃだからたまに訳分かんなくなるよ!」
私「うるせぇ!ワケ分かんないのはこっちだっつーの!!(逆切れ」

と、なるのは日常茶飯事。
1週間に3回はLとRの発音で責められる。
それどころか1週間に1回は、新しく仲良くなった人たちに

「日本人ってLとR発音できないんだって?ちょっと言ってみ」

などと言われる。
そのくせ、意識して正確に発音するとツマんなそうにされる。
くそったれ笑

とはいえ、LとRを意識するようになったので、喋るたびにいちいち単語のスペルを
頭に思い浮かべなければならないので
いい勉強になってたり。

インドネシアに来たばっかりの時に
「寒い」という意味の「Dingin」を合格ラインまで発音するのに2週間以上かかった。
きっと、発音の参考書なんかを読めば簡単だったんだろうが
こうやって、生に覚えて行くのが一番いいと思ったし、実際一番身に付く。

とはいえ、まだまだ難しい発音がたくさんある。
語尾がnで終わるものとngで終わるものは、聞き取りからしてかなり難しい。
結局今は発音できるようになったが、聞き取りとなるとかなり厳しい。
というのも語尾がnかngかの違いだけで、それ以前が全く同じ単語だったりするとさっぱりわからん。

語尾や、中間に入る「t」はほとんど発音しないし
語尾の「h」もほとんど聞き取れない。

「お前」を意味するスラング「Lur」も何週間もかけてやっと発音できるようになった。
 L も Rも入っているので、勉強には丁度いいが、スラングなのであんまり活躍する機会がない。
ずっと「Lur Lur Lur Lur」「てめぇてめぇてめぇてめぇ」ってずっとボソボソ練習してた姿はさぞ危ない姿に映っていたと思う。


日本人に難しい発音は多いが、「慣れてない」だけで「出来ない」ことはない。
ま、やるしかねぇ

3 件のコメント:

きゃなん さんのコメント...

nとng、中国にもあるが未だに難しい…いや弱音はいちゃいかんな
もっと必死になれってことだな

Kuro さんのコメント...

nとngが「わかんねーよ難しいよーーーー!」って言うと、
友達に「中国人に笑われるぞ(もっと難しいから)!」って言われるよ。

面白いのがさ、これはただの持論なんだけど
日本語の発音って、すっごい曖昧じゃない?
相当崩しまくっても、大体意味わかるんだよな。
よく漫画で、口に物が入ってる状態で喋るシーンなんかで、
子音が全て抜かれて、全て母音で喋るっていうのとかあるじゃん?
「なにしてんの?」を「あいいえんお?」とか。
大体サブで訳がついてるけど、訳みなくても意外に分かるんだよね。
母音と子音の関係性がそうさせてるのかもしれないけど
インドネシアじゃたぶんないなぁ。
英語も無いと思うし。
中国はどう?

きゃなん さんのコメント...

いやーあんま無いと思うよ
崩し言葉とかはあるかな
若者言葉みたいなやつ、ちょっと発音を崩してしゃべるみたいなの
ていうかそう言うのが理解できるほど私の中国語が未熟なだけかもだけど
日本みたいなオヤジギャグ的なものはあるっぽいけど(発音が一緒で違う意味をもたせる
的な)
しかし中国語は同じ発音でも当てはまる言葉が多すぎて…子音母音どうこう言ってる場合じゃ無いぜ
え?それ発音の漢字はどれですか?みたいな
文脈でわかれってことなんだろうけど難しいです

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