2013年4月2日火曜日

シンガポールにっき 2「うんこ」





私は見た目的にものすごく健康そうな感じなのだが
めっちゃくちゃ体が弱い。
すぐに病気をするし、持病もアレルギーも多い。


結果から言って、
5日間滞在したシンガポールで3日間病気してました。




シンガポール1日目。
昼飯をがっつりくった後、腹が異常にふくれている事に気づく。
もともと、かなりご飯を食べれる胃を持っているので、飯後1時間ほどの消化している時間は胃下垂の人みたいに腹が膨れるのだが、そういう比じゃない。
夕飯一食で3人前、牛テールスープと白飯とナシゴレンとスープ麺と焼き鳥を食べたときよりも全然膨れてる。急に妊婦みたいになった。

押してみると何やらご飯というよりは空気がいっぱい入ってる感じ。背筋を伸ばすと露骨に妊婦っぽかったので恥ずかしいくらいに膨れた。

「飛行機の気圧の変化で腹がおかしくなったのかしら。あはは」


なんて悠長に考えて、腹が異様に膨れたままその日は寝た。
次の日、腹の激痛とめまいと吐き気と体のだるさと筋肉痛がいっぺんにきて、

「なにこれかなりヤバいんじゃないだろうか」

と思った。
救急車で運んでほしいくらいのレベルだったが、macが壊れていてネットが使えず、保険をかけていかなかったので、入院になったらお金ヤバいな。と思い、なんとかして耐えた。
今思うと、日射病と何かが併発していたんじゃないかと思う。

ビオフェルミンと痛み止めと抗生物質を飲んでいたが、いっこうに痛みがひかず、痛み止めの効果も30分ともたない。

これはおかしい。

薬を飲むのをやめて、ポカリ一本に切り替えた。
ポカリは点滴とほぼ同じ成分なので
人は生まれてから死ぬまでポカリ一本で生きていけるらしい。
私は急性胃腸炎になったときに、重湯(お粥をどろっどろにしたやつ)さえ食べれなくなったときにポカリだけで2週間生活したことがあったのでポカリのすごさを実感していた。
そしてポカリが世界中どこでも手に入るありがたみをしみじみと味わう。


ポカリ一本に切り替えて飯を食わないでいるとだいぶ楽になってきて、
腹も減ってきたので夜中にカップラーメンを食べたらまた激痛。

ポカリ様に
「ほら見ろ」
と言われているような気がして、とても反省した。

急性胃腸炎になって以来、うんこを見る癖がつく。
というのは、数年前誕生日に友達がくれたうんこの本
「うんこころ」
がそれ以来バイブルとかしていて、うんこの色と形を見れば
自分の今の体調がだいたい分かる。
うんこは全てを語ってる。

なのに、今回は、うんこ出ないわ、したくもないわ、胃に入ってるのは空気っぽいのにおならも出ないわで、胃が完全に活動を停止している模様。

ちょっと出たと思ったら完全に液体。
ただ、色を見る限り、食中毒でもなく、食べ物が原因でもなく、「ただの疲れだね」とうんこが話してくる。液体なのでもはやうんこなのかどうかもよくわからない。

結局この二日後、病名不明のまま腹の痛みとその他の不調は完全に治った。
うんこは未だに不調だが、
わたしのうんこは
「繊維質なものを食え」
と言っている。

元気なうんこが見れる日を待っているわたしです。

2 件のコメント:

ふくみん さんのコメント...

阿部さんのブログ再開されて嬉しすぎるわ〜!

シンガポールはきらいじゃないけど、確かにお金持って行かないと面白い国ではないよね。
あと阿部さん体が弱いのにタフすぎてやっぱすごいと思った。

海外行きたいー

Kuro さんのコメント...

ありがとね〜!

10日に入試があるので、それまではまた停滞しますが
ネタ用意してます〜

そうね。シンガポールに「金ねぇやつは来んな」って言われてるようで
ムカッときたのよね。

体弱いのにタフ。その言葉にぐっときた。
そういう相反するものがいくつも私の中に入ってる気がします。

オーストラリアいきたい。

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