2013年5月5日日曜日

イケメン保管計画




「保管」であってます。



イケメンを描こう計画をしてると書きましたが
まぁまぁ順調です。

今のところ5人。
左から書いた順に並んでいます。
段々画力を取り戻していく過程がよくわかる。

良い紙が手に入らないので、今のところは上のような簡単にスケッチをして
顔の特徴や書きやすさなどを試しています。
あとは、とにかく数を描いて、デッサン描いてない6年のブランクを取り戻したい。
それから、ポートレートを自分の顔以外描いた経験が少ないので
ポートレートに慣れたい。



|制作過程|
1、写真をとる(基本的に真顔に近い形で)
2、描く

|条件|
一定以上仲の良い友達に限る。イケメン推奨。



スケッチなので200×100mmくらいのノートに書いてます。(スケッチ用じゃない)
大体平均3時間くらいですが、段々慣れてきたので
もう少し短くなるかな。
私のスケッチは「アート」だとは考えていないので
本当にただ
「イケメンをコレクションしようじゃないか」
っていうだけの単純な話です。

なので、実際のモデルを目の前にしながら書かないことに
(つまり写真を見た状態で描くということに)
疑問は感じてません。
もうね、ただイケメン描くのが楽しいだけなんですよね。
マジで楽しいです。

そして、描くことで写真を撮ったり、出来たものを見せたり、
「俺も描いて!」なんていうコミュニケーションが発生するので
みんなとの絆がまた深まる。と。
そういうわけです。
一石二鳥。

始めたばかりですが、1日1人ペースで描いてるので
またもう少し溜まってきたら更新します。


5人とはいえ
イケメンってマジで面白いな〜と思う。
いままで、ただ鑑賞して「イケメンだわー」とただ考えていただけですが
イケメンって、すげぇ微妙なバランスなんだな。
とつくづく感じてます。
正当派ドイケメンはめっちゃくちゃ描きやすい。
というのは、バランスが整っているので、素直に描ける。
ただ正当派ドイケメンはあまり居ないので
普通のイケメンは、以外とパーツとパーツの関係がバラバラだったりして面白い。
「こいつ、イケメンだけどよく見ると左右の目の作りぐっちゃぐちゃだな!」
って気づいたりする。

まぁ、何を言いたいかというと、すげぇ楽しんでます。
何時間でも描いてられる!

なんだか、この年になって
「絵描くのって楽しいな〜」っていう初心を取り戻したように思います。




|素材について|
(ここから下は画材に興味のある人が読めばいい話)

とにかくまともな画材が手に入らない国なので(ジャカルタにいけばあるんだろうけど)
悩んでいました。
色んな種類の鉛筆を買って一通り試してみるも
どうも絵描き用に適したものが見つからない。



ステッドラーでいいか...と思うも
ステッドラーも心なしか廉価版のような描き心地。
(7年前くらいにステッドラーが芯を改良したみたいな噂はあったので、今回もそうなのかも)

というわけで、色んな人に
画材を売ってる場所を聞くと、有力な情報があったので行ってきました。

ただ、皆に
「めっちゃくちゃ高いからおすすめしない」
「お前正気か?あれは、金持ちの画家が行くところだぞ」
と言われた。

でも、行った価値はありました。
最低限の画材は手に入った!

・鉛筆(100円)
・擦筆(覚えてない)
・練り消し(260円)
(全てDERWENT製)

初めてダーウェント使いましたが、うん、悪くない。
っていうか、練り消しが手に入ったのがマジで嬉しい。
擦筆が手に入ったのもデカい!

私の理想(好み)としては
・鉛筆
(Hより濃いものは)Mitsubishi Hi uni
(2Hより薄いものは)ステッドラーかHi uni(ただし、品質が安定しないのが難)



・練り消し
伊研練りゴム No.25

・擦筆
前まではあっても無くてもいいと思ってたけど、
ポートレイトを描いてみて、その必要さに気づいた。


私は文房具は日本とドイツが一番いいと考えているので
日本に帰ったら、画材を買い込もうと思っているのです。
ただ、調べてみたら、予備校時代に使っていた「伊研練りゴム No.25」は製造を中止したらしい!これは大問題だ...あれよりもいい練り消しなんてこの世にあるのか...?
ただDERWENTの練り消しを今回初めて使ってみて、かなり質が伊研No.25に近かったので
(ちょっと粘着力が高すぎるので、木炭向けかなと思うけど)
いい発見をしたと思う事にしよう。

いくら高級画材屋とはいえ
まともそうなメーカーは
サクラとウィンザー&ニュートン(ただし鉛筆は無い)とダーウェントくらいしか無かったので
選択肢がそもそも無かったのだが
いい発見をできてよかった。


最初は
「ダーウェントってどこだよ。イギリス?イギリスのメーカーってどうなの?」
とバカにしてました。すいません。
「ダーウェント・グラフィック」の鉛筆はHi uniに近い。(ただちょっと青みがあるので、ポートレイトにはHi uniの方がよさそう。比較できてないから分からないけど印象として。)
擦筆はもう少し柔らかくて細いのがもう1本あるといいな。

あとは紙と腕だけですね。
紙の質は日本がいいと思うので
帰ったら紙を買いたい。

日本で買うよりも画材は安けど、インドネシアでの生活レベルから言えば全然高いので
結構生活を圧迫しますが
私が中学生の時ににうちの親父が
「趣味に金をケチるな」(B型思考)
と言っていたので、ケチらずにいこうと思います。


いい男を描くのに
いい画材は必要です。(真理)

2 件のコメント:

Jane さんのコメント...

真ん中が一番イケメンだなw
すげー。。。
ウチ人物デッサンしたことないからこんなにうまく書けるなんて羨ましいわぁ〜。。。
楽しく絵が描けるってイイネ♡
ウチは今エイゴの勉強が一番楽しくて、美大に通っていた面影も全く無いけど、
なんで人間って学生を卒業するとまた学びたくなるのかね?
成長を止めない人間ってすごいね。

Kuro さんのコメント...

jane>ありがと!
うちも、予備校時代に自分の顔を何回か描いたことあるくらいだったけど、強制じゃないとやっぱり楽しいよね。うちって絵描くのがやっぱり好きなんだな〜って思い出せてすごく嬉しい。好きなモチーフを、好きな時に、好きなだけかけるなんて幸せだと思った。
英語の勉強が楽しいなんて羨ましいかぎりだよ!

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