2014年1月6日月曜日

Kawah Putih


皆さん、お正月はいかがでしたか!
モチ食ってますか!


また日がさかのぼりますが
12月の半ばに行って来た小旅行、Kawah Putih(カワ・プティッ(ヒ))。
南バンドゥンにある、火山湖です。

私はインドネシアの地で全然外出をしないのですが
この時は日本から友達が来てくれて
ここに行きたいということで行ってきました。

事前に行き方をネシアの友達に尋ねると
公共の乗り物を使っても難しいし、
タクシーだとめちゃめちゃ高いっていことで
その人が車で連れて行ってくれる事に。


朝の5時に車で迎えに来てくれ、
7時過ぎには到着。

私は自分ではどこにも行かないが、
誰かに「行く?」と誘われれば比較的どこでも着いて行くので
このKawah Putihもそんなノリで行ったんですけど

これは大当たりだった。

ポストカードの絵のような。
色のグラデーションがすごく綺麗でした。
明度の高さと彩度の高さの共存が
なんだか異世界を思わせる。

行ったメンバー
日本人の私・友達と
ネシア人の3人が
たまたま大のロード・オブ・ザ・リング好きだということもあって

「これはマジでローハン軍いるんじゃないか!?」

とはしゃぐほど
まるで映画のようなロケーション。



硫黄の匂いがキツくて
入り口でマスクを売っているが、そもそも風邪ひいていて最初からマスクしていたのだけれど
マスク意味ない。
持って行ったスカーフを顔にぐるぐる巻きにして行った。
かなりみっともない格好ではありましたが
景色の美しさは半端なかった。

観光地をバックに記念撮影するのって嫌いなんですけど
これは撮りましたよ。
このグルグル加減を残しておきたくて。

ここKawah Putihは酸性が強過ぎて、触っては行けないそう。
入り口の注意書きにも

"15分以上滞在しないでください。"

と書いてあるので
泳ぐのは以ての外。
でも、湯の花売ってたんですよね。
粉になれば酸度って関係なくなるもんなんですか?



ここの場所は説明するよりも写真で見た方がいいと思うので
この美しい景色をとくとご覧くださいまし。

jpgにしたら、色が見事につぶれてしまったので
重いですが、今回は全部pngです。
(Pngでも結構潰れちゃってるけど、これをどうにかする技術は私には無い!)

毎度の事ではありますが
クリックすると大きな画像で見れるので
是非、大きくして見てみてね。


ホビットの家の柵みたいだ

階段上から、木の隙間を縫って見える
Kawah Putihを撮ろうとしたのに
カメラが視界に入ると
すぐにポーズを決めたがるネシア人。
早く先に行ってください。
DILARANG - 禁止事項
TURUN KE AIR - 水に浸る事

綺麗なもの程トゲがあるってやつですね。


酸で溶けて
成長して
っていうのを繰り返して
この形になった(ような気がします。)

どうしてこうなったのかを考えるのって楽しい。

急速に霧がかかってきました。

段々と怪しい雰囲気に。

色が少ない場所って
人が住めないんだな、
って思う。

少し、ほんの少しだけ不安を感じさせる場所って
全体的に落ち着くんですよね。

例えば空がとても晴れてて、
皆が皆楽しそうにしているのを見ると
逆に不安を感じる。
私は
晴の日よりも、雨の日の方が気分がいいのですが
そういうのと関係してるんだろうか。
触っちゃ行けないので
なんなのか分からないけど
砂利とかに少しずつ積もっていった硫黄が段々硬化して
その硬化した場所にまた硫黄がくっ付いて
こういう形になった(んじゃないかと。)
ただの予想ですけど。

木の根っこ。
細かい枝のようなものが絡み合って
一つの大きな根っこになっています。
触ってみたら一個一個は凄く脆かった。

なんだかスイミーの話を思い出す。

普通、海とか湖っていうのは
空の色とか山の色を鮮明に反映させるものですが
このKawah Putihは
そういうのが全然無いので、異世界感がするんだと思う。
空は曇っているのに(実際この後土砂降りでした)
強く光るこの湖。
山とも崖ともつかぬ周りの景色も
この湖の色を映し出せない。



おまけ

アリーはイケメンでスタイルもいいのに
いつも素行が残念すぎて笑う。
大好きなリラックマ(私が思うに偽物)の写真を
ひたすら嬉しそうに撮る。
もう、すごく嬉しそうに撮る。笑

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3年ぶりです

ご無沙汰しております、Kuroです。 アーカイブとしてしか機能していないこのサイトですが、 それでもある程度の方が見てくださっているようで有難い限りです。 インドネシア在住時の2年半の間は、ほぼ毎日更新しておりましたが 日本での暮らしに忙殺されて、 書こう書こうと...