日本で親戚の家に行くと、寿司やらピザやら果物やら名産品やら
やたらめったら食い物が出てきてブクブクに肥やされるのですがそんなことがタシクマラヤでも続きました。
ジョグジャのライの家に行った時も、友達の家にお泊まりするときもそうなのですが
インドネシア人ていうのはとにかく普段のご飯がすっごーーーく少ないのです。
ご飯をしゃもじで4杯くらいよそって、基本的におかずは一品。
私はそれに耐えられず、いつも友達の家に泊まらせてもらうときは
いつもぐーぐーおなかがすいています。
タシクでは毎日おかずがちゃんと4品くらいあって
本当に毎日たらふく頂きました。
バンドンと違い海に近い事もあり、また生け簀が至る所にあることもあって
魚が新鮮で美味しいのです。
それが本当に嬉しかったですね。
ご飯は床置きが普通です。 みんなあぐらを書いて太ももの上に皿を置いて手で食べます。 |
ご飯の量が少なすぎても悲しいけれど
「どんどん食え!」と勧められるのもなかなか押しに弱い私としては
食わざる終えない毎日でした。
美味しいとはいえ、お米をそう何杯も食べる気にはなれないものの
インドネシアのおかずは基本的に味付けが濃いので単品で食べれるものはとても少なく……
贅沢な悩みですね。
朝ごはん 卵揚げ、テンペの甘煮、揚げ魚 (普通は食パンに怪しいマーガリンを塗るだけの家庭が多い) |
お昼ご飯 テンペの甘煮、インゲンとトウモロコシと人参の卵炒め、 ビーフンと厚揚げ炒め、卵焼き、お魚 |
夕ご飯 インゲンとトウモロコシと人参の卵炒め、テンペの甘煮、魚 クルプック(せんべいのようなご飯のつけあわせ) |
インドネシアでは、お米は種類にもよるそうですが
年に2〜3回収穫出来ます。
ちょうど今収穫時期だったので、
村の至る所で稲刈りをしたり、逆に植えたりしていました。
ヤディさんのご両親の家に遊びに行かせてもらった時に
家の前の生け簀で釣りをしてすぐに油で揚げて食べました。
釣りがまあほんと簡単でして。
細い竹に簡易的な輪っかを作り、そこにテグスを通して先に針を付けただけのもので
餌は貝の実を使って釣りをしたのですが
入 れ 食 い も入れ食いでした。
超初心者の私でさえ簡単に釣れましたよ。
そして、見よ、この皿の上のインパクトを!
The 米 and The 魚! |
魚はピラニアの一種だそうで、
なるほど入れ食いなわけだわ……と納得。
美味しかったですが、小骨が多くて食べづらい。
ピラニアを食した後はこいつも食べました。
こっちの方が実が厚くて美味しかったですね。
食べている間に、お父さんが
父 : 「どんどん食べな!遠慮しなくていいから!」
私 : 「もう(丸々)二匹も食べたんで!大丈夫です。」
父 : 「まだまだたくさんあるから! 君の後ろ(生け簀)にね!」
こういう 丸揚げ 系の料理はネシアに来た時は本当に苦手だったのですが
今はもう全然慣れっこで食べれるようになりましたね。
未だに頭とかヒレとかは食べれないんだけど……
食卓は床に敷かれたシートの上には常に果物たち。 シートは私が来てから買ってきてくれたみたいで 実際は床タイルの上でみんな食べます。 ランブータンは常備 |
写真左はグァバで、右はバナナ。 中心の大きな缶にはクッキーたち。 |
現在あまり日本では見かけなくなった、ご飯にかぶせる虫除け。 電子レンジなど、再加熱の電化製品が普及すると 見かけなくなるんでしょうね。 |
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