どこかのデータで
服の清潔さと経済成長は比例する
というのを読みました。
それを読んだ時
経済が発展すれば、家に洗濯機が導入されたり
新しい服を購入することが出来たりするわけだから当たり前じゃね
って思ったんですけど、
そうじゃないんですよね。きっと。
単純に、
経済が発展することによって
”自然・Nature”との距離が離れるということだと思うんですよね。
バンドンでは
まだ洗濯機が無い家庭の方が圧倒的に多いです。
洗濯機どころか、
日本の50年代における三種の神器
テレビ(当時は白黒ですが)・洗濯機・冷蔵庫
この三種全部が揃っている家庭というのはまだお目にかかった事がありません。
GDPで見れば、インドネシア2013年時点で1977~1978年の時の日本と同レベルなんですけど。
ネシアの我が家には、共有の冷蔵庫とテレビ(アンテナを立てるブラウン管のテレビで、ほとんどの番組で砂嵐が起きてる)はありますが
洗濯機はないので、自分で洗うか、洗濯屋さんにお願いします。
ネシアでは、洗濯屋さんに出すのはとても一般的な行為で
超貧困層=自分で洗濯
貧困層=洗濯屋さんに出す
一般階級=洗濯屋さんに出す・二層式洗濯機を所有
富裕層=洗濯機を所有・お手伝いさんが家で洗ってくれる
が普通だと思います。
私は時間がある時は自分で洗いますね。洗濯屋に頼むと大事な服が傷むので。
なぜ、経済が発展すると服が清潔になるか。
それは「自然」と離れて行くからだと言いましたが、
バンドンではまだこの「自然」というものが非常に残っていて
(とはいえ、緑いっぱいで景観が美しいところというわけでもなく、整備されていないという意味で)
そして、皆の服は清潔からはほど遠いです。
服は何日も続けて着るし、
臭くて着れなくなってきたら裏返しにしてさらに着つづけるので
もうあちこちホツれまくってるわで大変です。
でも、毎日意識して清潔に保とうとすることを諦める気持ちも今はよく分かります。
それだけ大気汚染や整備されていない道路、スコール等の自然現象によって
一瞬にして汚れたり、ダメになったりするからです。
それでも私は一回袖を通したら絶対に洗濯しますが
そうもいかないのが 靴。
日本で靴が汚れることってまずないのですが
こっちにいると一瞬で汚れるのです。
一時期は毎週靴を洗っていたので靴が速攻で傷み
日本で買った大事な靴を何足もダメにしました。
一日歩けばもうどろどろ!
何度かの日本への一時帰国を経て、
お気に入りの靴を何足もダメにした経験を踏まえて
靴はワンシーズンくらいで使い捨てようと思ってホームセンターで買った安い靴をはいたりと
こちらで生活する上で、可能な限り清潔に出来るベストチョイスを求めて
今は「水・汚れにやや耐性のあるスニーカー」で落ち着いています。
いまのところ、いい感じです。
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