2014年3月24日月曜日

山登り



「今から自転車で走りに行くんだけど行く?」

といわれ、今までいつもタイミングが悪くて一緒に行けなかったので

「うーん、行こうかな。どこまで?」
「上の方まで」
「えー・・・ついて行けるかなぁ・・・」
「行こうよ!」
「うーん、行こうかな!」

っていう感じで夜の7時から10人で出かけました。
私以外全員男。
MTB7台にクロスが2台で、1人がシティバイク。

バンドゥンは山の上にあるのですが
そこからさらに上に登って行ったので
常に遅れてくるシティバイクを要所要所で待ちながら
運動大嫌いな私と、私の安物MTBでしたが
先頭組で途中までは全然問題なくくっついて行けました。

追い越したり追い越されたりして
自分のペースで走ってたものの
途中からあり得ない坂道になってきて
ぐんぐん追い越される。

MTBにまぁまぁ乗り馴れてる私は
ペースをなるべく安定させようと思っていたけども
ペースっていうか、もう先に体力が尽きました。

この中で唯一毎日チャリに乗ってるスレとロイムはやっぱり最後まで安定してて
一番若いイマムは、乗り馴れてないけども
もう若さだけでごり押しで常に先頭。
男子の体力ってものをこういう時に目の当たりにします。

気温20度を下回っている寒い中、私はもう汗だっくだくで
まじで意識朦朧としてきて
息がだんだんできなくなって
大げさじゃなくぶっ倒れるかと思った。


坂がとんでもなくって…
いや、坂っていうか「山」でした。


ポタリングレベルを想像していた私は
こんな山に来るなんて思っても居なかったので
服装も普段着で
スニーカーも普段用で
私のバッグにはあきらかに場違いなノートパソコン入り。


残り2kmを残して休憩中。
この時点で足ガクガク。

途中の休憩地点で
かなり遅れてるシティバイクを待ちながら
みんな一服。
10人全員喫煙者。

「クロ吸わないの?」
「い、いや、む・・・無理!!!」

毎日これやったら禁煙できるかもしれない。

みんなでシティバイクのブディ待ち。

距離は全部で9kmほどだったらしく
休憩含めないで1時間ほどのサイクリングでしたが
家に帰って標高を調べてみたら

出発地点が
標高702m

到着地点が
標高1284m
というわけで
582mも自転車で登って行ったわけです。

そりゃあゲロでそうにもなります。

途中からオチョさんが
ノートPC入りの私のバッグをしょってくれたんだけど
もう正直フラッフラでした。

終盤1kmくらいはほとんどチャリから降りて押さないと
とてもじゃないけど走れない。

この傾斜は全然マシ。

傾斜が40度近くはある
正直徒歩でもキツい道をチャリ押しながら
目的地の場所まで
先頭のスレに必死にくっついていってなんとか着けました。

私は道が分からないので
遅れるととんでもないことになるので
もう文字通り必死でした。

私はシティバイクで6時間かけて箱根の山を越えたことがありますが
箱根でも流石にこの傾斜はなかった。

先頭のスレに遅れる事20分、
一番後ろのブディが到着。
MTBでも死ぬ程ツラかったのに
私がシティバイクだったらたぶん死んでたんじゃないかと思う。


そしてみんながそろったところで夕ご飯。
もう飲みたくないし食べたいくらいデロデロに疲れてましたが
最近全然ご飯食べてなかったので
しっかり栄養補給。


フト、参加者を見てみると
平均年齢35歳という顔ぶれ。

唯一の20代のイマムと私。
それから30代の皆々様と
40歳のロイムというこの
おっさん臭漂う夜中のサイクリング。

ごはんを食べた後の
みんなのこの倦怠感といったらない。

サイクリングっていうか
もうほとんどヒルクライムみたいになってましたけど。


帰りはものの10分ほど。
10分間ブレーキをフルに切り続けてましたが
それでもかなりのスピードが出たもんで
サイクリンググローブをしてなかった私は
家に帰って来てみたら指の皮が全部うすーくむけてました。
それどころか、帰って来たら顔面蒼白でした。
こんな急な運動は絶対によくない。笑

すごく楽しかったけど
もう二度と行きたくない!!笑


きっと二日後に筋肉痛。

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3年ぶりです

ご無沙汰しております、Kuroです。 アーカイブとしてしか機能していないこのサイトですが、 それでもある程度の方が見てくださっているようで有難い限りです。 インドネシア在住時の2年半の間は、ほぼ毎日更新しておりましたが 日本での暮らしに忙殺されて、 書こう書こうと...