2013年12月4日水曜日

お水2



まとまらないのでほったらかしにしていた
お水の記事。

もう一向にまとまる気配がないので
そのままアップします。

そう、そんなわけで、前回の「お水1」に引き続き、お水の話。


"日本って恵まれてるなーっていうか、日本人エラいなー
って思う事ってよくあるが、
意外と目を向ける機会がない、水。
日本は水も凄かった。
今回は水をちょっと見てみたい。"


ってことで終わった前回ですが
日本の水道水は優秀だった。

そもそも、日本の水は軟水なので、「元(もと)」がそもそもいいのだが
下水もエラかった。



でも、日本の説明の前に、まずはネシアから。

インドネシアの水道水は飲めません。
私は未だに歯磨きするにもミネラルウォーター。
さすがにもうお腹も慣れているので、歯磨きくらいは大丈夫だと思うんですけど。

そして突如思ったこの疑問。


「そもそも飲めない水ってなんだよ」


そう。
水道水を普通に飲む日本人には、これがよく分からない。
ま、今の日本は
放射能の影響で結局危なかったりしていますが
それでも、当たり前に飲んでる日本の飲み水の安全性の高さはすごいもの(過去形かね)。

飲めない水、
例えば水が茶色く濁っているとか、そういうことなら分かる。
でも、ネシアの水も透明度は普通に高く、飲めるのか飲めないのかっていうのが見た目で分からない。
そうすると、そもそも飲めない水ってなんなのか。


「飲めない水ってことは、上水と下水が別れてないってことなんじゃないか?」


そう、
その通りだった。
インドネシアでは、下水も上水も一緒なのだ。
そもそも、アジアで、水道水が飲めるのって日本だけらしい。
世界でもたった13カ国しか、水道水は飲めない。と、日本政府の発表で言われてましたが
飲める飲めないっていうのは国によって基準が違う。
(これはあくまで”日本人には飲めない(例えば硬水で刺激が強過ぎるだとか)”ということで、
実際もっと多くの国で水道水は飲まれている)


日本では
飲み水の規定っていうのは、
水道法で定められている。

飲めない水とはなんなのか(日本で)
1、有害な微生物が含まれている
2、すごい硬水
3、有害な化学物質が混入している
この3つらしい。
ヨーロッパなんかに行って、水が綺麗なのにお腹壊すっていうのは
日本人の胃に硬水がキツいかららしい。
アジアでは1が多いみたい。

日本では、建築法で、上水が通る管に他の管が接続しちゃいけないっていう法律があるらしく
それでやたらと水の安全性が保たれているんだとか。


上水、下水に加え
中水っていうのも日本にはある。
これは、主にトイレなんかで消費するお水のこと。
たまに、高速道路のトイレで「この水は再利用しています」っていうような文を見る事があって
完全に透明な水じゃない水が流れて来る、これが中水らしい。
中水のある国っていうのはとても珍しいそうな。


日本の下水と上水は、直結しちゃいけないという法律があるが
アメリカでは、そういう法律がないので
たまに逆流して、上水に下水が入り込んで集団感染することも
たまにあるんだとか。
日本も昔、それがおきたからこそ
今の水の安全性があるんですってよ。





ま、そんなこと色々検索してたらWHO(世界保健機構)までとんじゃったのですが
これを翻訳できるほど英語できないので
これは放置しておきます。

Use of improved drinking water sources
このページの「View interactive graph」から見てもらうと、Flashのページに飛ぶんですけど
1990年代から2011年にかけての、各々の国の水道水の推移が見れます。
面白いっす。

Proportion of population using improved drinking-water sources.
なので
改善された飲料水の水資源を使用する人口比率(……でいいのか…?)
なので、えーっとコレは…
つまり
安全な飲み水を手に入れられる人口比率
って考えればいいのかな。
詳しい説明を見つける事が出来なかったのだが
これはボトルなんかでの水も含むに違いない。

日本はもちろん100%やでぇ

0 件のコメント:

3年ぶりです

ご無沙汰しております、Kuroです。 アーカイブとしてしか機能していないこのサイトですが、 それでもある程度の方が見てくださっているようで有難い限りです。 インドネシア在住時の2年半の間は、ほぼ毎日更新しておりましたが 日本での暮らしに忙殺されて、 書こう書こうと...