2013年4月11日木曜日
お決まりの挨拶
インドネシア人の会話でお決まりな挨拶が二つある。
「suda makan?(ご飯食べた?)」
と
「dari mana?(どこから来たの?)/di mana?(どこ行くの?)」
毎日誰かしらに聞かれる。
これはほとんどただのお決まりの挨拶みたいなものらしいが
実はちょっと困る。
suda makan?もうご飯食べた?
って
10時とか16時とかに聞かれるのだ。
「え?それって朝ご飯?それとも昼ご飯?夜ご飯?」
となる。
挨拶なのであまり気にしなくてもいいんだろうけど、
下手に「食べてない」というと
「じゃぁ食いに行こう!」となる。ので困る。
「食べた」
といっても
「よし、もう一回行こう」
となることもある。
最近は、「suda makan?」と聞かれたときに、腹が減ってれば
「食べてない」と答えればいいことが分かってきた。
「お腹すいてる?」という言葉は別にあるのだが、あまり使われてるのを見た事が無いので
この使い方で概ね合っているんだろう。
dari mana? どこから来たの?
も、いつも悩む。
これも聞かれるタイミングがよく分かんないのだ。
学校について、dari mana?と聞かれると「いや、家から来たんだけど…」としかいいようがない。
「どこ行くの?」は、「ちょっとトイレ」とか「その辺」としか言いようがない。
そして、こいつら本当にあたしの行き先に興味あるのか?と思う。
これも、挨拶でしかないのだが
いつも、よく分からないタイミングでこれを聞かれると
結構焦るのである。
「えっ、いや、なんか、えっと、その辺!」
みたいになる。
そのくせ返事は
「ふ~ん」なのだ。
やってられん。
インドネシアだけじゃなく、多分海外に長期滞在したら誰もが思うことなんだろうけど
日本は本当に挨拶がおおい。
もしろん翻訳できるものもあるけども、
だいたいが翻訳するとやたらと長くなったり
helloとかgood byeが適切になっちゃうような挨拶ばっかりだ。
「失礼します」「失礼しました」
「お邪魔します」「お邪魔しました」
「ただいま」「おかえり」
「いってきます」「いってらっしゃい」
「いただきます」「ごちそうさまでした」
けっこうこういうのがいっぱいでてくる。
あまりに毎日言う事なので
いちいちその意味を思い返しながら喋るというよりは
ほぼ無意識にみんな挨拶してると思う。
でも、無くなっちゃうと(喋る機会がなくなると)ちょっと寂しいと感じてしまう。
インドネシアの高校では
ドイツ語と日本語のどちらかを選択式で、外国語として勉強をする。
なので、日本語で挨拶できる人は多いが
もともと挨拶をしない上みたいなものに関しては、やっぱり皆知らない。
みんながやたらと言う日本語は
「お先に失礼しまーす」
だ。笑
普通にバイバーイの敬語のつもりで言ってるらしいので
いつか訂正してやらなくては。と思っている。
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