2013年10月2日水曜日

ワークショップ その2


更新速度が落ちているのは
それだけ活動が増えて来ているという事で許してください。
便りが無いのはいい知らせ
っていうでしょ?

そんなわけでワークショップ第2弾。

風邪で死んでましたけど。
高校生60人相手に私が静物画の指導をしたのですが、もうめっちゃぐったり。
途中でダウンした。
他の先生たちが指導にまわってくれて助けてくれたから良かったものの。



モチーフを4つ、自分で決められたのが楽しかったんですけど
なんせ、数日前の会議で「モチーフ何が良い?」と突然聞かれ、その場で考えなければならなかったのですが
ひとつしか考えていなかったものでネタがなく
あんまり楽しくないモチーフを選んでしまったのが悔しい。

私「動物かかせたい!」
ギラン「どんな?」
私「う~ん、ネコ!」
事務「ネコォ!?」
ギ「ネコは難しいなぁ。」
私「じゃぁイモリ!水槽にいっぱいい!」
皆「うえぇ~きもちわるいよ」
私「え~…じゃぁ小鳥は…?」
事「小鳥ならいいよ。どのくらい?」
私「いっぱい!鳥かごからあふれるくらい!」
事「(泣)」
私「…3匹でいいです…」

そんなわけで、一番やりたかったモチーフ。
美しい真っ白だらけのモチーフ。(一番見せたかったのに写真消えちゃった…)
質の違う4種類の紙と、フーセン。
影を意識させたくて組んでみたけど
ちょっと学生にはまだ難しかったかなぁ。
でもこのモチーフが一番学生が根気づよく描いてくれた。


事「ほら、白い風船買ってきたぞっ!これでいいだろっ!」
私「わ~ありがとう!…で、ヘリウムはどこ?」
事「……ヘリウム ハ アリマセン」
私「… (´・ω・`) (ショボーン…)」
事「…無いものは無いの!」




水槽モチーフ。
私の予想以上に水槽がデカくて
予想以上にリンゴが小さくて
その上水槽の下に敷く予定だった「大きなドットの紙」が見つからなかったらしく
なんだかとんでもない悲しいモチーフに。


バイク。
チャリコ用意してっていったら
アナログ感たっぷりの
竹ボディの自転車が当日組み立てられててびっくりした。
こ、これは…
本当はノーマルなちゃりんこに
幅広のリボンをぐるぐる巻きにしてもらうよていだったけど
ここまでちゃりんこの癖が強いと
そういうわけにも行かず…
とりあえずそのまま描かせた。
みんなとんでもなく苦戦してた。


そしてメルヘンモチーフ。
鳥かごと小鳥とランプ。
ランプは点灯するものだと勝手に思っていたのだが
当日コードの切れたデコラティブなランプがやってきて
とてもビビった。


そのくせ当日、
風邪ひいてぼーっとしてて
モチーフで用意してもらった小鳥を観察しようと思って
捕まえようとして逃がしてしまって
用意してくれた事務の人に「お、おい、お前ー!(泣」と怒られて
一日中「鳥を逃がした」とからかわれる始末。


モチーフはお願いしたののイメージと大分違かったけど
すごい頑張って用意してくれたんだろうな。と思うとありがたい。



ネシア人は集中力っていうものが本当にないので
4時間も描かせてると皆すぐに飽きちゃってダメだったけど
それでも2・3人、良い絵を描いてくれる子がちゃんと居た。
まだ高校2年生とか3年生なのでこれからだとは思うんだけどね。

私も一緒に描こうと思って気がついたのが
その日は何も持っていかなかったので
圧倒的に画材が少なすぎてスケッチ止まり。
そもそも、静物画にイーゼルは不可欠だと思うのだが
イーゼル無し、鉛筆はマークシート用。
紙もケント紙だし、消しゴムもプラスチック消しゴム。
すごい上手い人はどんな環境でも書けるんだろうけど
まだうちぐらいのレベルの人っていうのはある程度の道具は必要なわけで。

これから私も学生の手本になるようになるべく静物画描こうと思ってます。
デッサン好きだし。
一番絵を描いていた予備校時代も振り返ればもう7年も前な訳で…
あの時と同じレベルで描ける用になるには、まだ時間が必要だと思うけど
描かないよりは絶対にいいと思うし。



一番気に入ってた予備校の時のデッサンも
時がたって見れば粗だらけ。
右にある豚の蚊取り線香とか見切れ方ひどいし
奥にある葉っぱの表現とかひどすぎる。笑
ま、それでもお気に入りだったんですわ。

このときは決して楽しい気持ちでは描けてなかったので
今だったら、もっと「良い」絵がかけそう。


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3年ぶりです

ご無沙汰しております、Kuroです。 アーカイブとしてしか機能していないこのサイトですが、 それでもある程度の方が見てくださっているようで有難い限りです。 インドネシア在住時の2年半の間は、ほぼ毎日更新しておりましたが 日本での暮らしに忙殺されて、 書こう書こうと...